オイカワの飼育に必要なアクア用品13選!ガサガサの注意点も

オイカワの飼育に必要なアクア用品13選!ガサガサの注意点も

「オイカワ」の飼育方法

美しさ、泳ぎの速さがトップクラスの「オイカワ」という魚がいます。

川釣りをされる方はご存じかも知れませんが、ほぼ全国の河川、中流から下流域に生息しています。

この美しい色は婚姻色(こんいんしょく)と言い、5~8月、繁殖期のオスにしか見られません。

自然下では秋になるとこの色は消え、どちらも銀色一色の様になり、雌雄の判別は難しくなってしまいます。

 

しかし、不思議なことに、私の飼育しているオイカワのオスたち、繁殖行動こそなくなったものの、真冬の現在も婚姻色は消えていません。

アナタも、この美しく不思議なお魚を飼育してみませんか?

飼育のために費用がかかるのがデメリットですが、毎日癒されますよ^^

 

この記事では「オイカワ」の飼育に必要なアクア用品を13個に厳選してご紹介。

冬の魚を捕獲するのにも適した「ガサガサ」で捕獲する際の注意点もお伝えします。

 

 



「オイカワ」の飼育に必要なアクア用品13選

「オイカワ」の飼育に必要な水槽用品

水槽用品はほとんどの物がチャームという通販ショップで揃います。

しかも安い!

どんな品物も相性があり、値段もピンキリです。

多少の失敗は覚悟のうえで、自分に合うものを見つけましょう。

 

完成された水と多めの酸素は必需品です。

既に、魚を飼育しておられる方はご存じだと思いますが・・・。

大前提として、買ってきた(採ってきた)魚を、水を入れたばかりの水槽にいきなりいれてはいけません。

私たちが生活するために、家(部屋)だけあっても暮らせないのと同じです。

 

できる限り、魚が魚らしく生き生きと生活してもらえるように、自然界で再現できるものを工夫しましょう。

ここで紹介する物をセットし、水を循環させ、バクテリアを投入しつつ、水が完成するまで最低2週間くらい待ちます。

魚を入れるのはその後です。

では、具体的に何を準備すれば良いかご紹介します。

① 水槽(最低60cm)と蓋・重石

オイカワはじめ、川魚はジャンプ力に優れており、小さな隙間でもすぐに飛び出します。

朝起きたら、魚やエビが、干し魚になっている・・・は、「あるある」ですね。

 

水槽はセットで買うと必要無い物が付いてくるので、単体で購入しましょう。

↓の高さ40cmのハイタイプがおすすめです。

テトラ グラスアクアリウムGA-60T(60cm×30cm×40cm)60cm水槽

② 外部ろ過フィルター(できれば、水槽より大きめの容量用が理想)+ 底面ろ過

詳しい説明は省略しますが、ろ過には生物ろ過と物理ろ過が必要です。

外部フィルターでその両方を作りましょう。

中に入れるろ材ですが、最初は付属のものでよいです。

 

しかし、高価ですから、洗浄を機に④、⑤に変えていくと安上がりで済みます。

私はこの2つに加え更に、自作の間欠式上部ろ過装置を取り付けています。

 

ろ過フィルターのメーカーは、「エーハイム」「テトラ」「ジェックス」「コトブキ」などが有名ですが、この辺は好みです。

一台購入すると、部品を使いまわせるので、「外部ろ過フィルター」と「底面フィルター」のメーカーは揃えましょう。

私は「ジェックス」のメガパワーシリーズを使用しています。

 


「ジェックス」のシリーズに連結できる底面フィルターがこちらです。

③ かき殻

細かくする必要はありません。

そのまま水槽内に入れます。(常に6~8枚くらい)

水質を安定させ、複雑な形が魚たちの良い隠れ家にもなります。

 

また、お掃除屋さんとして雇っている?貝たちのカルシウム食材としても役立っています。

海浜に多く打ちあがっていますね。

現地で牡蠣を買うときに、殻もくださいというと、数年分はいただけます。

私は、牡蠣を買わずに、殻だけをもらいに行く強者です。

もちろん市販のものでも十分です。

④ スポンジ(車の洗車用のもの)

ホームセンターなどでありますね。

くれぐれも、薬品の付いていないものを選んでください。

⑤ ろ材・軽石(日向石)

ろ材はアクアショップやネットショップで売られています。

軽石で代用する場合は、ホームセンターで売っています。

農薬入り・肥料入りはNGです。

よく洗う必要がありますが、水が透明になることはありませんので、ある程度で妥協が必要です。

 

私は↓の日向石を使用していますが、18リットルもあれば2年は持ちます。

⑥ エアレーション

過剰なくらい多めに必要です。

ほかの魚が生きていても、オイカワは全滅するほど、酸素を必要とする魚です。

多すぎて死ぬことはありません。

我が家では90ℓ用と45リットル用を併用しています。

状況に応じて、臨時に水槽を増やす時もあるので、それに対応するためです。

 

エアレーションのオススメはダントツで「水心シリーズ」です。

とにかく静かで、動いているかどうか気付かないほど。

エア量も調節できます。

 


「ノンノイズ」シリーズもとっても静かです。

 


エアーチューブと一緒に「分岐管」をいくつか用意しておくと、水槽を分けて使用するときなど、何かと便利です。

 


逆流防止弁も必要ですが、最近では100均にも売ってます。

⑦ バクテリア剤

水換え時に適宜利用します。

私が使ってるのは以下ですが、安さと量・効果も安定しています。

数本買って冷蔵庫に入れて保存しています。

⑧ 水中ポンプ

オイカワは流れが大好きです。

水槽内に水流を起こすために使います。

水流がなくなると、飛び出しもしやすく、蓋にアタックして、鼻先がボロボロになってしまいます。

オイカワが眠るときは、流れの緩いところに移動しているようです。

 

私が使っている水中ポンプは少し大きめですが、安さとパワーがメリットです。


⑨ 大小の石・川砂・砂利

うまくいけば川砂で産卵行動が見られます。

我が家は混泳種が多いので、石も複雑に積み重ねて隠れられるようにしています。

⑪ 照明器具

明るいところが好きなオイカワと植物のためにも必要です。

⑫水槽用クーラー

高価ですが、夏季の淡水魚飼育には必要だと考えています。

工夫すれば一台でいくつもの水槽を冷やすことができますよ。

28度を超えると明らかに辛そうになってきます。

5月頃にはクーラーの準備をしましょう。

 

私はゼンスイの小型循環式クーラー ZC-100αを使用しています。


⑬ 餌

雑食性です。

市販の川魚用の餌、金魚用の餌(お野菜入り)、赤虫などをあげましょう。

餌が少ないとすぐに痩せ、全体の艶がなくなり、元気もなくなります。

時々は、生きた小魚や小エビをガザガザで採ってきて与えると、とても喜びます。

冬の魚は「ガサガサ」で捕るのがオススメ

オイカワは1年中釣りの対象となっています。

しかし、釣れば必ず口元にけがをさせることになります。

痛い思いをさせた上に、口のけがは人口餌の餌付けを遠ざけてしまいかねません。

そこで、みなさんにはガサガサでチァレンジして欲しいのです。

 

「ガサガサ」のメリットは以下。

  1. 冬の魚は活動が低下しているので採りやすい。
  2. 枯れ草の下などに隠れていて、探しやすく、採りやすい。
  3. お掃除屋さんとして、底物(ドジョウ、カマツカなど)も一緒に採れる。
  4. この時期から春先に採って、環境に慣れてもらえば、オスの婚姻色の過程が見られ、繁殖行動も観察可能に!!

など特典がいっぱいですが、もちろん、釣ってもOKです!

「ガサガサ」で採る場合の注意点

「ガサガサ」で採る場合に必要な道具は以下です。

  1. 網・長靴、上下の防寒対策だけは怠らずに。
  2. 水につかっても冷たく感じない厚手の長手袋。
  3. 持ち帰り用のエアレーションと蓋つきのバケツ・持ち帰り用入れ物。(できれば、お魚屋さんが使うハッポースチロールの箱)

バケツには蓋がないと、気が付いたら確保したお魚が全員飛び出していない・・ということになります。

 

自宅までの距離によりますが、エアレーションは必須。

魚たちは環境の変化のショックで、帰り途中もバンバン蓋に体当たりします。特にサイズが大きい魚はすごいです。

下にある蓋の写真をご覧ください。

このぼこぼこは1回の持ち帰りの間に魚たちの体当たりでできた凹みです。

魚たちの体当たり

 

以降、私は7cmくらいの大きさの川魚が採れる場所に行くときは、ハッポースチロールの箱にビニール袋と水+少量の塩分を入れ、採れた魚はその中に入れるようにしています。

袋に十分空気を入れて、ショックを吸収できるようにしています。

 

持ち帰った魚は元の川の水には入れないようにしましょう。

病気・感染防止のためです。

極端な水温差がない限り、そのまま網ですくって魚だけを水槽に入れて大丈夫です。

温度差がある場合は水槽の水を少しずつ持ち帰った水に入れて慣らしてから入れましょう。

 

バクテリアが安定し、完成した水で暮らしている魚たちは鱗がピカピカです。

1週間に1回は水を交換しましょう。

外部フィルターを設置していると、そこにバクテリアが定着していますから、かなりの量の水を換えても心配ありません。

 

水性のカルキ抜きを利用すれば、水道水をすぐに中和できます。

繁殖期に近づく頃から水替えの頻度を多くします。

 

また、砂と砂利の広場を作っておきましょう。(産卵場)

オスに婚姻色が現れてきたら可能性ありです。

ただし、メスもいないといけませんが・・。

 

「その時」は突然に始まります。

ただ、我が家は混泳させているので、産卵した先から、他の魚たちが卵を食べてしまうため、孵化にはつながりませんでした。

産卵した翌日、メスは死んでしまいました。

なんとも切ない・・・。

若いメスとオスたちは今も元気です。

 

2020年1月に近くの農業用水でガサガサして採れたオイカワの稚魚は、3cm前後に育っていました。

オイカワの稚魚

 

我が家の水槽ではオイカワを中心にアブラハヤ、フナ、ハゼ、カジカ、カマツカ、ウキゴリ、ドジョウ、ウナギ、テナガエビ、スジエビ、サワガニ、石巻貝たちが自然界の様に食べたり食べられたりしながら暮らしています。

魚を飼育している水槽

まとめ

いかがでしょうか?

オイカワの飼育を開始する前に必要な準備は以下です。

  1. 費用と手間暇は必要(ペット同様)
  2. 飼育には完成された水の維持と過剰エアレーションが大切
  3. 持ち帰りには無傷を心がけましょう
  4. 5月あたりから水替え頻度は多めにしましょう。クーラー設置もこの時期に行います。
  5. 最後まで大切に飼育すること

 

もしも飼えなくなっても、川に戻すのだけは止めましょう。

「もともと川で採ってきたんだから、川に戻せばいいじゃん。」と思うかもしれません。

でも実はこれ、感染や遺伝子上やってはいけないことです。

日本の川でも、本来存在しないはずの種が発見されていたりしますよね。

 

どうしても飼えなくなった場合は、ご自分の手で処分する覚悟が必要です。

これは飼育者の責任です。

大切に飼育してきた魚たちは、生きた美しい水で飼われていますよね。

家に持ち帰る際、声をかけておきましょう。

「万一の時、君を食べるけど、その時はごめんね。」

 

最後に、「オイカワ」の繁殖行動のようすをお楽しみください^^