あなたは、自分の考えを人に伝えるのは得意ですか?
大事なことが抜けていたり個人的な感情を入れてしまうと、うまく伝わらないこともありますよね。
伝え方が原因で相手に言いたい事が伝わらない人には、いくつかの特徴があります。
そこで!
伝え方が下手な人には具体的にどんな特徴があるか、気になりませんか?
この記事では【伝え方が下手な人の特徴あるある10連発!話を上手に伝えるコツとは】をご紹介します。
伝えるのが苦手でコミュニケーションに自信が無い人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
もくじ
伝え方が下手な人の特徴あるある10連発
あなたは、言いたい事を伝える時、どんな事に気を付けていますか?
特に意識していないと、相手に「意味が分からない」と言われることもあるのではないでしょうか。
自分では気付かなくても、「話し方」や「伝え方」には癖が出るもの。
相手に何かを伝える時は、一度で簡潔に伝えられるのが一番ですよね。
相手に何かを伝えるシーンを思い出して、該当するものか無いかどうかチェックしてみましょう。
① 主語がない
何が、誰が、にあたる「主語」
あなたの周りにも、主語が抜けてしまう人はいませんか?
話の中に登場人物が多く出てくる場合は、誰の何の話なのかわからないこともありますよね。
聞いている側からすると、「何が?」とか「誰が?」と聞かなければならず、面倒に感じてしまいます。
聞いている人の中には、イライラしている人もいるかもしれません。
一度で簡潔に伝えるためにも、「主語」は忘れず入れるように意識しましょう。
② 前置きがない
本題に入る前に経緯や意図を説明する「前置き」
急に本題から話しても、伝わらないことってありますよね。
「前置き」を述べることで、本題で述べる内容の意図も伝わりやすくなります。
一度で簡潔に伝えるためにも、「前置き」で経緯や意図を伝えるよう意識してみましょう。
③ 指示代名詞「あれ」「これ」「それ」
指示代名詞と呼ばれる「あれ」「これ」「それ」
ド忘れをして言葉が出てこない時や、実際に目の前にある物を示す時に、使うことが多いのではないでしょうか。
目の前にある物を示す場合でも、他の物と並んでいるとどれなのか、一目見ただけではわかりませんよね。
家族とデパ地下を歩いている時に、「あれ、すごい美味しそう!」と言っても、「えっ!どれ?」ってなることありますよね。
一目見ただけでわかるようにするためには、言葉でもわかるように伝えましょう。
「右にあるラスク、すごい美味しそう!」と伝えれば、「本当だね、買っていこう!」と言って、買ってくれることもあるかもしれません。
一度で簡潔に伝えるためにも、必要な情報を全て伝えるようにしましょう。
④ 言葉の意味を間違えて使っている
言葉の意味を間違えて使っていた経験はあなたにもあるのではないでしょうか。
今までずっと使っていた言葉だと、誰かに指摘してもらうまで気付かないこともありますよね。
言葉の意味を間違えて使うと、相手に話が伝わらないこともあります。
一度で簡潔に伝えるためにも、自信が無い言葉が出てきたら意味を調べる癖をつけましょう。
⑤ 何を話すか整理できていない
話す内容が整理できていないまま、話してしまうことってありますよね。
考えながら話をしていると、途中で間違いに気付いて撤回しなければいけなくなることもあります。
撤回ばかりしていると、結局何が正しい情報なのか相手に疑われます。
一度で簡潔に伝えるためにも、話す前に内容を整理してみましょう。
⑥ 人の話を聞かない
聞かれてもいないことを話してしまうことってありますよね。
そんな時は「答えになってないんだけど・・・」と相手にツッコまれることもあると思います。
あなたの話を聞いていた人は、無駄に時間を浪費したと感じてイライラしているかもしれません。
一度で簡潔に伝えるためにも、相手が話をしている時は聴くことに集中しましょう。
「聞く・訊く・聴く」の違いについても合わせてお読みください。 |
⑦ 聞かれたことにしか答えない
質問しないと何も話してくれない人っていますよね。
何かある度にいちいち質問しなければならないと、大事なことが抜けることもあります。
刑事ドラマでも「なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ!」と言って急に事件が解決に向かうシーン、よくあります(笑)
一度で簡潔に伝えるためにも、わかっている事は全て伝えるようにしましょう。
⑧ 思った事をスグに口に出す
思った事をそのまま口に出してしまう人っていますよね。
僕も、急いでいる時や必死になっている時は、つい心の中で思った事をそのまま口に出してしまうことがあります。
悪気が無かったとしても、思ったまま伝えてしまうと失礼なことを言ってしまう恐れもあります。
一度で簡潔に伝えるためには、間を置いてから言うようにすると良いでしょう。
⑨ 興奮している
会話の度に興奮して話す人って稀にいませんか?
イライラしている時や忙しい時は、興奮状態に陥ることもありますよね。
興奮した状態で話をすると、無意識のうちに早口になったり大声になってしまうものです。
相手を不快にさせてしまうと、会話が成り立たなくなる恐れもあります。
感情が高ぶってしまった時は、「水を一杯飲む」とか「外の風にあたる」などして一度冷静になってから話しましょう。
⑩ 伝わらないのは相手のせいだと思っている
きちんと伝えたつもりでも、相手に意図が伝わらないことってありますよね。
「何がわからないの?」とか「なんで理解できないの?」と全て相手に原因があるように思い込んでしまう人は、自分の伝え方が悪いことにも気づきません。
相手の理解力不足は自分の伝え方に問題があると思って、わからない所を冷静に聞いて丁寧に伝えるようにすることが大事です。
話を上手に伝えるコツ
会話が上手な人は、相手の気持ちをくみ取るのが上手ですが、言いたい事を伝えるのも上手だったりしませんか?
伝え方が下手な人に特徴があるように、話を上手に伝えるのにもコツがあります。
言いたい事を上手に伝えられるようになるためにも、ぜひチェックしてくださいね。
5W1Hで構成する
「5W1H」とは、Who(誰が)When(いつ)Where(どこで)
What(何を)Why(なぜ)、How(どうする)
を示すもの。
必要な情報をわかりやすく伝えられるため、文章の構成方法として、よく使われます。
常にこの型にあてはめて伝えるよう意識すれば、相手にツッコまれることもありません。
まずは「5W1H」を使いこなせるよう意識してみましょう。
「6W2Hを活用した質問の仕方」についても合わせてお読みください。 |
ゆっくり話す
あなたの周りにも、早口な人っていませんか?
反応を示す前に勝手に次の話に進められると、ついていくだけでも一苦労ですよね。
相手の反応を待たずに喋ってしまうのは、自己中心的な伝え方です。
相手が理解をしているか確認しながらゆっくり話すように意識してみましょう。
「絵」や「画像」で伝える
言葉で説明するよりも手っ取り早い伝え方が、「絵」や「画像」
人に何か伝える時は、無意識のうちに頭の中に絵を思い浮かべているはず。
あなたと同じ絵を相手も思い浮かべた時が、伝えたい事が伝わる瞬間となります。
言葉を並べる必要が無いので、早く伝わるというメリットもあります。
画像や写真がある場合は、必ず見せるようにしましょう。
例を示す
伝えたい事を分かりやすく説明する時に使える「例えば」
具体例を示すことで、頭の中で絵を思い浮かべながら考えることが出来ます。
聞き手に手っ取り早く理解してもらうためにも、「例えば」を使って具体例を示してみましょう。
結論から話す
話を聞かない人には結論から話してみましょう。
結論から話すことで、相手の興味を引くことが出来ます。
「アンチ・クライマックス法」の使い方についてはコチラ。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では【伝え方が下手な人の特徴あるある10連発!話を上手に伝えるコツとは】をご紹介しました。
伝え方を変えるだけで、聞き手の印象は大きく変わります。
わかりやすく伝えられるよう意識するためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
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