営業職や接客業では、初めて会うお客さんがほとんどですよね。
お客さんの中には、「また今度来ます」とか「少し考えます」と言って、結局何も買わずに帰るお客さんがほとんどだと思います。
でも、そういうお客さんとは、2度と会わないでしょう。
せっかく時間を割いて商品の説明をしても、売り上げに繋がらなければもったいないですよね。
そこでこの記事では、初対面の相手に親近感を湧かせる心理学テクニック【自己開示】についてご紹介します。
この記事を最後まで読むことで…
初対面の人が相手でも出会ってスグに親近感を湧かせ、仕事やプライベートでも対人関係を良好に築けるようになります。
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初対面の相手でも親近感を湧かせる心理学テクニック「自己開示」
そもそも、親近感を湧かせることが何故、売り上げに繋がるのでしょうか。
それは・・・
「信用を得ることが出来る」
からです。
趣味や趣向が全く異なると、親近感を持って接してもらうことが出来ないので、あなたの言うことを信用してもらえません。
あなたの事を信用していない人に、商品を買ってもらうのは難しいですよね。
それでも、商品に魅力を感じたお客さんは買ってくれるかもしれませんが、あなたのことを信用してもらうことが出来れば、鬼に金棒です。
信用さえ得ることが出来れば、商品の事を詳しく知る前から買ってしまう…
なんていうお客さんも居るかもしれません。
ここでは、親近感を湧かせる具体的な方法【自己開示】について詳しくご紹介します。
自分の趣味や出身地、好きなことを伝える
あなたは、初対面の人に自分の話をすることはありますか?
人と会話する時には、相手に質問ばかりしていても話はなかなか続きません。
相手がよく喋る人なら聴いているだけで問題ありませんが、相手が無口であまり喋らないタイプなら、自分から話しかけることも大事です。
「自己開示」の第1ステップは、共通点を見つけることです。
相手との出会いも、共通点があるからこそ。必ずどこかにあなたと同じ共通点があるはずです。
共通点が見つかりやすいものとしては、出身や住んでいる場所・好きな物や趣味があります。
相手が女性だったら「実は、甘いものが大好きなんですけど、ダイエットのために我慢してるんです…」と言ったり、
相手が男性なら「最近は筋トレにハマっていて、定期的に運動してるんです」なんて言うのもアリです。
反応が薄いこともありますが、いくつかのパターンを用意しておけば、相手との共通点も見つかるはずです。
悩みを打ち明ける
「自己開示」の第2ステップは、自分の悩みを打ち明けることです。
あなたは、他人に自分の悩みを話すことはありますか?
初対面の人に悩みを打ち明けることは、なかなかありませんよね。
場の雰囲気が重くなってしまうような話はしないようにする必要がありますが、「ダイエットが続かない」「なかなかいい出会いに恵まれない」といった悩みなら、
話すことも出来るのではないでしょうか。
先に自分の悩みを打ち明けることで相手も話しやすくなり、「実は私も・・・」と言って、相手も悩みを打ち明けてくれるかもしれません。
そうしてお互いが自分のことを話すことで新密度は高まり、あなたの言うことも信用出来るようになります。
まだ誰にも言っていない秘密を話す
「自己開示」の第3ステップは、秘密にしていることを話すことです。
あなたが相手に好感を持っていることが前提になりますが、効果は抜群です。
長い付き合いがある人が相手でも、話せないことってありますよね。
しかし、職場の人に言えない秘密でも、仕事に関係が無い人には、話せることだったりしませんか?
例えば…
「ここだけの話なんですが、会社に内緒で副業しているんです。」とか、
「実は、職場の先輩と内緒で付き合ってるんです。」という話なら、相手も興味を持ってくれそうですよね。
まだ誰にも言っていない秘密を相手に言う事で、相手は、自分が特別な存在だと知って気分を良くします。
対人関係では、気持ちよく接することが出来る人には好感を持ちます。
まとめ
この記事では、初対面の相手に親近感を湧かせる心理学テクニック【自己開示】をご紹介しました。
初対面シリーズは4部構成になっており、この記事は全4シリーズのうちの第1弾です。
第2弾は「話の聴き方」について
仕事でもプライベートでも、人との出会いは大事ですよね。
技術職や職人のような一人で仕事に向かう職業の人でも、人との出会いが無ければ、成長することはありません。
初対面の人でも親近感を湧かせるテクニックを身に付けることが出来れば、お客さんから信用してもらうきっかけになったり、対人関係も良好に築くことができます。
人との出会いを大切にするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
心理学の知識を身に付ければ、対人関係にも活かせます。
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