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人の話を聞かない上司にも効く!アンチ・クライマックス法の使い方

クライマックス法 アンチ・クライマックス法 使い方

Photo by mentatdgt from Pexels

あなたは、職場の上司や同僚・家族に何か伝えようと話をしているのに、

最後まで話を聴いてくれなかった経験はありませんか?

大事な話の場合は、後でまた同じ話をしなければいけなくなることもありますよね。

 

しかし、相手が話を聞いていくれない人でも、

話しの構成を変えるだけで、一気に興味を引く心理学のテクニックがあるって知ってますか?

 

そのテクニックとは、「アンチ・クライマックス法」と言います。

アンチ・クライマックス法とは、最初に核心となる部分を話してしまい、

その後で裏付けとなる部分を説明する方法ですが、

 

逆に、核心を最後に話すことを「クライマックス法」と言います。

 

この「クライマックス法」と「アンチ・クライマックス法」を

普段の会話に活用することが出来れば、

いつも話を聴いてくれない人に何か伝える時でも、

あなたの話に興味を持つ話し方が出来るようになるでしょう。

 

この記事では【人の話を聞かない上司にも効く!アンチ・クライマックス法の使い方】をご紹介しす。

「伝えたいことがあるのに最後まで話を聞いてくれなかった・・・」という経験があるあなたには

きっと参考になるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

クライマックス法とアンチ・クライマックス法

あなたは、クライマックスという言葉を聞いたことはありますか?

よくドラマや連載漫画でも、「クライマックス突入!」とか言ったりしますよね。

歌で言うと、サビの部分にあたりますが、

あなたも普段の会話で相手に何かを伝えるときに、

自分では気付かないうちに、話の構成がクライマックス法になっていることがあるはず。

 

「アンチ・クライマックス法」は、

漫画や小説、芸人さんの漫才でもよく使われるテクニックですが、

使い方を理解していれば、

話を聴いてほしいときに意図的に相手の心理を利用することも出来ます。

 

次の項目では「クライマックス法」と

「アンチ・クライマックス法」を使い分けるポイントをご紹介します。

相手の性格によって使い分ける

「クライマックス法」と「アンチ・クライマックス法」、

どちらを活用すべきかを決める要素として大事なのが、相手の性格です。

あなたが話をしようとしている相手がどんな性格か知っていれば、

何も知らない人を相手にするより簡単なはず。

 

しかし、いつも同じ方法が効くとも限りません。

場所が違ったり相手のその日の気分によっても変わります。

間違いに気付いてから修正しようとしても、

相手はあくびをしながら、睡魔と戦っているかもしれません。

 

そこで!

ここでは、相手があなたの話に興味を持っているかどうか確かめる方法をご紹介します。

前フリで様子を伺う

相手があなたの話に関心があるかどうか確かめるためには、話をしてみるのが一番です。

いきなり本題を話す前に、「前フリ」で相手の反応を伺いましょう。

 

行動心理学では、手をテーブルの上に出していたり、

顎をさすったりしている人は関心を持っている可能性が高い傾向があるとされています。

逆に、衣服の乱れを整えたり、ゴミを払ったりしている人は興味が無いと考えられます。

 

一番話を聴いてほしい人の行動を観察して、心情の変化を読み取ってみましょう。

わかるようになるまで時間はかかりますが、

日ごろから相手のことを観察していれば、

関心がある時とそうでない時の違いがわかるようになるでしょう。

相手が話を聴く姿勢を示してくれている時は、クライマックス法

「クライマックス法」はオーソドックスな方法ですが、

必要なことから順序立てて、わかりやすく説明する伝え方です。

あなたの話に最初から興味を持っている人や、

形式を大事にするタイプの人に活用すると効果的です。

 

話が長くなると徐々に興味が薄れていくので、

少しずつ小出しにして、相手のワクワク感を上げてながら話すと良いでしょう。

話を聞く姿勢じゃなかったり、短気な人相手にはアンチ・クライマックス法

「アンチ・クライマックス法」は、

漫画や小説・ドラマでもよく使われるテクニックです。

例えば、仲良さそうにデートしている恋人に、

いきなりビルの屋上から突き落とされるシーンから始まったら、

「つい気になって続きを見たくなる」という人は多いはず。

 

普段の会話でもこの心理を利用することが出来れば、

相手はあなたの話の続きが気になって興味が湧いてくるはずです。

 

相手が興味なさそうだと思うときは、

「結論から申しますと」とか「実は~という事がわかったのですが」と言って、

相手の意表をついてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では【人の話を聞かない上司にも効く!アンチ・クライマックス法の使い方】をご紹介しました。

 

他人に何かを伝えることは、実はスゴく難しいことですが、

話のアプローチを変えるだけで、相手の受け取り方は変わってきます。

伝えたい人に大事なことを正確に伝えるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。


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