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水と油の関係の代名詞!エンジニアと営業がうまく付き合う方法とは

あなたは、水と油の関係という言葉を聞いたことはありますか?

「水と油の関係」とは、水と油が溶けないように、決して混ざり合うことのない関係のこと。

水と油の関係の代名詞と言っても過言では無いのが、エンジニアと営業マンです。

 

あなたも「エンジニア」もしくは「営業マン」ならわかると思いますが、

会話をしていてイライラした経験はありませんか?

毎回イライラさせられると、話をするのも嫌になってきますよね。

 

どうしてこうも相性が悪いのか、疑問に思いませんか?

エンジニアと営業がうまくいかないことには理由があります。

 

理由を知れば、相手の考えていることが手に取るようにわかり、

うまく付き合う方法もきっと見出せるはずです。

二度とイライラしないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

 

この記事では「水と油の関係の代名詞!エンジニアと営業がうまく付き合う方法とは」をご紹介します。

エンジニアと営業マンが「水と油の関係」と言われる所以

「エンジニア」とは、専門的な技術を持った開発のプロ。

製品に関する知識や技術に長けている反面、人と会話することはほとんど無く、

お客さんとの交渉技術はゼロ。売り込みも苦手で営業に関してはド素人です。

 

対する「営業マン」は、商品の購入を促して売上を発生させるセールスのプロ。

優秀な営業マンは、何の興味も持っていない人でも

巧みな話術で「あなたから買いたい」と言わせてしまうほど。

 

人当たりの良さは抜群ですが、製品に関する仕組みや技術に関しての知識はゼロ。

製品を作ることもメンテナンスをすることも出来ません。

エンジニアにおんぶに抱っこ状態です。

 

お互いの欠点を補えるはずの両者ですが、

自分の土俵で話をすると相手が全くのド素人になってしまい、話が通じません。

 

機械や製品に対して黙々と作業をする「エンジニア」に対し、

「営業マン」は元気な声で相手の目を見て会話するスタイルです。

仕事のスタイルが違う両者は、もともとあまり接する機会が無い分、

接し方にも慣れていません。

 

相手のことを理解しようという気持ちがお互いに無いと会話も難しい状態ですが、

営業マンがエンジニアの話すことを細部まで理解しようとしても、

専門的な知識が無い状態では対等に会話ができません。

水と油の関係と言われる所以は、相手のことを理解しようとしても理解できないことにあります。

エンジニアと営業マンがうまくいかない典型的な例

エンジニアと営業マンがうまくいかない原因はお互いにあります。

ここでは、エンジニアと営業マンがうまくいかない典型的な例をご紹介します。

どちらも見下している

あなたは、会話をしている相手の態度にイライラしたことはありませんか?

見下した態度をされると、冷静に話を続けるのは難しいですよね。

 

「喋ることしか能が無いと思っているエンジニア」と、

「ただのパソコンオタクだと思っている営業マン」が

理解し合うことなど到底無理です。

 

見下した態度は表情や言動にも表れ、関係をさらに悪化させます。

 

相手をリスペクトする気持ちがお互いにあれば理解し合うこともありますが、

今まで何度も言い合ってきた歴史があると、認め合うことは難しいと言えます。

話が通じない

エンジニアが技術的なことをいくら説明しても、

専門用語のひとつひとつを営業マンに説明していたら陽が暮れます。

かいつまんで話そうとしてもうまく伝わらず、営業マンは理解できません。

 

営業マンが説明を求めるほど、時間だけが過ぎていきます。

 

社員同士で慣れてくると遠慮も無くなり、

時間が無いからといって相手のことを気遣わなくなった時が最悪。

 

喧嘩になることも珍しくありません。

先輩後輩の上下関係があると何とかブレーキが利きますが…

 

「営業マン」の知識不足に「エンジニア」の説明不足が重なるので、会話が成り立ちません。

 

どちらにも悪気があるわけではありませんが、

1から10まで話す必要は無いので、小学生に伝えるイメージで話すと伝わりやすいはず。

営業マン側も、細かい部分は置いて概要だけ聞くようにすれば会話もスムーズに終わります。

エンジニアは何でもできると思っている

技術的な知識が無い営業マンほど、

エンジニアならどんなことでも出来ると勘違いすることがあります。

 

技術的に不可能なことなのに、営業マンは出来ると判断して勝手に話を進め、

何時間もかけて会議で決めた企画がとん挫することもしばしば…。

 

組織全体の問題もありますが、小さな案件ではよくあることです。

エンジニア側は寝耳に水ですが、内部的な仕様を調整してでも実現しなければいけない時もあります。

 

このような事が何度か繰り返されていくと、両者の溝は深まるばかりです…。

かと言って縁を切るわけにもいきません。

日頃から連携を取り合い、溝を埋めていく努力が必要です。

 

そこで!次に、「エンジニアと営業マンがうまく付き合う方法」をご紹介します。

エンジニアと営業マンがうまく付き合う方法

相手に最低限の敬意を払う

あなたは、会話をする相手に敬意をもって話していますか?

ちょっとしたことが気に食わなくて、急に不機嫌になってしまう人もいますよね。

 

話しをする相手によっては苦手だと思う人も当然いますが、

仕事をする上では、苦手だからと言って話さないわけにもいきません。

 

エンジニアや営業マンに関わらず、敵意をむき出しにして接すると

不思議な事に、相手も敵意を持って接してきます。

逆に、相手に敬意を払う気持ちで接していると

相手もまともな対応をしてくれます。

 

実際には、おかしな言動や行動をする人も確かに存在しますが、

大事なのは相手の態度に合わせないことです。

大事なポイントだけ伝える

あなたは、相手に何かを伝える時に注意していることはありますか?

話し方に気を付けたり、前置きから丁寧に話すようにすることもあるかもしれませんが、

仕事では前置きと、重要なポイントだけ伝わればOKです。

 

専門的な知識がわからなくても、概要さえ理解してもらうことが出来れば

一から十まで話す必要はありません。

 

苦手な相手ほど、簡潔に話せるようにまとめてから伝えましょう。

結局は人間性

相手が人間である以上、結局一番大事なのは人間性です。

(上の画像はロボットですが…笑)

あなたが素晴らしい商品を作ることができる天才エンジニアだったとしても、

売ってくれる営業マンがいなければ商品を作っても赤字ですし、

あなたがどんなに優れた営業マンだったとしても、

エンジニアがいないと売るための商品がありません。

 

お互いに必要な部分を補って、会社が成り立っていることを忘れてはいけません。

 

それでも、クセの強い人と話さなければいけないときもあります。

そんな時は、自分の部署から何人か連れていき人数で対抗するか、

相手の人よりも立場が上の人を充てましょう。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では「水と油の関係の代名詞!エンジニアと営業がうまく付き合う方法とは」をご紹介しました。

エンジニアと営業マンがうまく付き合っていくためには、

お互いをリスペクトする気持ちが最も大事です。

仕事をうまくやっていくためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

「三つのきく力」、「ミラーリング」、「傾聴力」を使うと、コミュニケーションも円滑にすることが出来ます。合わせてお読みくださいね。

まずは第1弾!「三つのきく力」についてです。
ビジネスマン必見の使い方!聞く・訊く・聴くの違いとポイント

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