あなたは、人間関係について悩んだことはありますか?
職場には色んな性格の人がいて、年代も違うので、どのように接すれば良いか悩むことはありますよね。
心理学では、コミュニケーションを円滑に進めるために役立つ考え方として
「ジョハリの窓」という考え方が頻繁に利用されます。
そこでこの記事では【ジョハリの窓でまだ見ぬ自分を探す!人間関係を円滑にする2つの方法】をご紹介します。
「ジョハリの窓」の考え方を知っていれば、あなたが知らない自分を発見できるきっかけにもなります。
知っておいて損はありませんので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
「ジョハリの窓」の考え方
自分が知っている | 自分が知らない | |
周りが知っている | ① 解放の窓 自分も他人も知っている部分。 オープンにしていること | ② 盲点の窓 自分では気づいていない、 他人が知っている部分。 |
周りが知らない | ③ 秘密の窓 自分だけが知っている他人は知らない部分。 人に隠していること | ④ 未知の窓 自分も他人も知らない部分。 隠れた才能など |
あなたは、人間関係がうまくいかないと悩んだことはありますか?
長い間悩みが解消されないままだと、
ストレスがどんどん膨れ上がり、会社に行くのも嫌になってしまいますよね。
人間関係がうまくいかない理由は様々ありますが、
自分のことを理解して行動を変えることが出来れば、
誤解を無くし、お互いのことを理解するきっかけにもなります。
「ジョハリの窓」の考え方によると、
人間関係において問題を起こしやすいとされています。
自分に対する理解にズレがあると、自分の事を勘違いしたり
他人から誤解されることにも繋がりますが、
このことがきっかけで問題が起きてしまうのは、必然とも言えます。
例えば…
上司が「あなたはお客さんの前で仕事をする方が合っている」と思って仕事を任せても、
実はあなたは「技術職に集中したい」とずっと願っているとしたら、
上司が期待する結果が出せず、あなたは大きなストレスを抱えることになります。
そのため、あなたに対する理解度が高ければ高いほど、
コミュニケーションが円滑に進むという考えで、
① 解放の窓の面積が大きい状態となります。
次に、あなたに対する理解度をアップさせる具体的な方法をご紹介します。
「盲点の窓」を閉じて「開放の窓」を開く
人間関係に問題がある人は、② 盲点の窓が大きいとされています。
他人は知っているけど、自分で気づいていない部分は、あなたにもあるはずです。
「ジョハリの窓」の考え方によると
左上にある① 解放の窓を大きくして、② 盲点の窓を小さくすると良いとされていますが、
具体的には、「相手の気持ちになって接する」「相手を気にかける」といった方法があります。
相手の立場になって物事を考えることで、
他人が見るあなたのイメージが変わり、好感を持ってもらえるようになります。
また、積極的にコミュニケーションをとることで
今まで自分では気付かなかった一面が見つかり、
④ 未知の窓の面積を小さくすることが出来る可能性もあります。
新しい自分に気付くことが出来れば、① 解放の窓を大きくすることができ、
さらに自分に対する理解を高めることに繋がります。
「秘密の窓」を閉じて「開放の窓」を開く
特に秘密にしているつもりがなくても、
他人が知らない部分はきっとあなたにもありますよね。
そんな秘密が多ければ多いほど、
左下にある③ 秘密の窓の面積は大きくなりますが、
この面積が大きい人ほど、人間関係において問題を起こしやすいとされています。
そこで、この③ 秘密の窓は閉じて① 解放の窓を開いてください。
その方法は、あなたがまだ誰にも教えてないことを教えるだけ。
自分のプライベートなことを教えることを”自己開示”と言いますが、
教えてもらった側はもちろん、教えた側のあなたにもメリットがあります。
相手とあなたの二人にしか知らない話を共有することで、
二人の親密度が増していくきっかけになり、
相手の方からも”自己開示”してくれるようになります。
お互いが自己開示することを“相互開示”と呼びますが、
二人の間だけの秘密が増えることで、あなたに対する考えが変わり、
あなたがオープンに出来る部分、① 解放の窓の面積が大きくなります。
まとめ
この記事では【ジョハリの窓でまだ見ぬ自分を探す!人間関係を円滑にする2つの方法】をご紹介しました。
周りに色んな人がいる環境ではつい自分のことを隠したくなりますが、「ジョハリの窓」の考え方では、隠せば隠すほど逆効果となります。
周りの人に誤解をされないためにも、積極的にコミュニケーションを取って「解放の窓」をオープンしてみては?
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