前回の記事では、「自己開示」という方法を使って相手に親近感を湧かせる心理学テクニックをご紹介しましたが、
今回は、初対面シリーズの第2弾!
初対面の人にも好かれる話の聴き方についてご紹介します。
「自己開示」のテクニックを使って相手にあなたのことを知ってもらえたとしても、「態度が気に入らない」とか「性格が合わない」などの理由で嫌われてしまうこともあります。
するとせっかくの「自己開示」も無駄に終わってしまいます。
対人関係では、第一印象が悪いことが原因で二度と会えなくなる人がも珍しくありません。
そこで、初対面の人にも「またあなたに会いたい!」と思ってもらえるようになるためにも、人に好かれるテクニックを身に付けて、第一印象を良くしたいと思いませんか?
これから初対面の人と会う予定があるという人には、特に役に立つ内容になっているのでぜひ参考にしてくださいね。
まだ第1弾を読んでいないという方は、コチラからお読みください

もくじ
初対面の人にも好かれる心理学テクニック「話の聴き方」
あなたは、自分の意見に賛同してくれる人や、気持ちを理解してくれようとする人は好きですか?
自分が悩んでいることや伝えたいことを相手が理解してくれると、嬉しい気持ちになりますよね。
自分の気持ちを相手が理解してくれていることがわかれば、嬉しさや安心感につながり、異性同士では恋愛に発展するきっかけにもなります。
初対面かどうかに関わらず、相手の話を聴くことは人に好かれる基本にもなります。
ここでは相手が初対面でも好かれるテクニック「話の聴き方」をご紹介します。
話を聴くときの「体の姿勢」
あなたは人の話を聴くときは、どのような姿勢で聴いていますか?
興味のない話だと、つい別の作業をしてしまうこともありますよね。
しかし、相手はあなたに話を聴いてほしいと思って話をしているので、あなたの態度はよく見ています。
あなたが別の作業をし始めたら、話に集中していないことはバレバレです。
そこで大事なのが、話を聴くときの「体の姿勢」です。
人が話をしている時に体が別の方向を向いていると、実際は話に集中していたとしても、話をしている側から見ると「話を聴いていないんじゃないか」と思うこともあります。
そこで、人の話を聴くときは、別の作業を止めて相手に体を向け、姿勢を正すことが大事です。
姿勢を正して相手の方に体を向けることで、相手に誠実な感じが伝わる効果もあります。
しかし、これだけではまだ不十分です。
そこで大事になってくるのが↓です。
話を聴くときの視線
人の話を聴くときは「姿勢」も大事ですが、「視線」も大事になります。
体が相手の方を向いていても、視線が別のところを向いていると、「ちょっと話聴いてんの?」と言われても不思議ではありません。
人の話を聞く時は、相手の方を見るのが基本となりますが、あまり相手の目を凝視すると、プレッシャーを与えてしまうこともあります。
そこで、人の話を聴くときの視線にはコツがあります。
相手に気持ちよく話してもらうためには、相手の一ヵ所を見つめるのではなく、遠くから眺めるように見るようにすると、相手にプレッシャーを与えることはありません。
真剣な話を聴く時には、相手と目を合わせることも大事ですが、あえて視線を外すのも、相手の緊張を解くテクニックの一つです。
相手の話に「、」や「。」がつく区切りの良いタイミングで視線を外して、相手にプレッシャーを与えないようにしましょう。
頷きと相づち・共感
あなたは、人の話を聴いている時に相づちを打つことはありますか?
話の続きを促すために、相づちを打つこともありますよね。
相手にテンポよく話してもらうためには、相づちを打つのが効果的です。
相手に気持ちよく話してもらうための「相づちの打ち方のコツ」は、次の3つです。
- 無言のまま首を縦に振る
- 「うん」とか「はい」と言いながらうなずく
- 「そうですね。」「それはすごいですね!」「それでどうなったんですか?」と言う
頷きと相づちに関する詳しい内容は、↓の記事で詳しく紹介しています。
カウンセラーが使う聴き方テクニック「傾聴力」について

平常心を保つ
あなたは、話をしている相手が感情的になっても、平常心を保ったまま話を聴くことは出来ますか?
相手が攻撃的な態度だと、つい自分も感情的になってしまうことはありますよね。
しかし、人と話をする時は「怒り」や「イライラ」を相手に見せても、得をすることはありません。
相手が興奮している時はスグに返事をせず、あえて間を置いてみたりゆっくり話して、冷静になる時間を作りましょう。
感情的になった時はスグに反論したくなってしまうものですが、間を置いて時間を作ることで、自分も冷静になることが出来ます。
話を聴くときの基本は「笑顔」
あなたは、話をしている時に相手がどんな表情をしていると話しやすいと思いますか?
相手が全てを包み込んでくれるような柔らかい表情だと、あなたが話をするときも、落ち着いて接することが出来ますよね。
あなたが話を聴くときも、柔らかい雰囲気を作ることが出来れば、相手も気分良く話をすることが出来ます。
相手が話をしやすくするための雰囲気作りで大事になるのが、「笑顔」です。
相手に好感をもってもらう基本にもなりますが、意外に出来ていない人がほとんどです。
あなたも、無表情でつまらなそうに見える人に話すより笑顔で楽しそうにしてくれる人に話している方が、気分良く話をすることが出来ると思いませんか?
無理をして満面の笑みを作る必要はありませんが、口角を上げるだけでも相手に与える印象は大きく変わります。
人の話を聴くときの「笑顔の作り方のコツ」は、次の3ステップです。
- 相手の良いところを見つける
- 相手に好感を持って接する
- 自然に笑顔になるようにする
「笑った顔で怒るのが難しい」と言われるように、笑顔を作るのも効果的ですが、やっぱり、心の底から出る自然な笑顔が一番です。
嘘のない笑顔を作るためにも、ぜひ参考にして下さいね。
否定しない
あなたは、人の話を聴いている時に、否定的な意見を言うことはありますか?
間違った意見や理解が出来ないことには、つい否定的な意見を言ってしまうこともありますよね。
しかし、相手のことを否定しても喜ばれることは、まずありません。
特に、相手の悩みに否定的な意見を言うと、相手との関係を一気に壊してしまう恐れもあります。
悩みを話すことで、相手のことを好きになれるかどうか試す人もいます。
そんな人が相手でも、気持ちに寄り添って理解してあげることが出来れば、あなたに好感を持ってくれるきっかけになります。
まとめ
この記事では、初対面の人にも好かれる話の聴き方をご紹介しました。
多くの人は、自分の話を聴いてほしいという欲求を持っています。
話の聴き方を気を付けるだけでも、あなたの第一印象は大きく変わります。
あなたが大事にしている人はもちろん、初対面の人に好かれるためにもぜひ参考にしてくださいね。
心理学の知識を身に付ければ、対人関係にも活かせます。
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