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親交を深める親睦を深めるための「傾聴力」の重要性と正しい使い方

悪用厳禁!傾聴の正しい使い方

前回は、相手が話しやすい環境を作るテクニック、

「ミラーリング」についてご紹介しました。

↓前回の記事はコチラ↓

  話をする相手の言葉や身振りをマネることで、親近感を感じてもらう「ミラーリング」についての記事も合わせてお読みください。
相手と同じ言葉と動作で共感を作り出す「ミラーリング効果」とは

今回はその続きで、聴くテクニック「傾聴」(けいちょう)についてです。

 

親交を深めたい、親睦を深めたい!と思う人に出会うことはありますよね。

傾聴とはカウンセリングでも使われる技法のひとつで、

相手の気持ちに寄り添うように耳を傾けることです。

 

どのように接したら仲良くなれるのかわからない…

悩んでいる友人の力になりたい…

と思ったことはありませんか?

 

「傾聴」のテクニックを身に付けることで、

大事な人と親交を深めることも、

悩んでいる人の解決方法を見出してあげることも出来るようになります。

 

この記事では、親交を深める親睦を深めるための「傾聴力」の重要性と正しい使い方をご紹介します。

傾聴力とは

話を聴くというのは、人間関係を築く上でも基本となる部分ですよね。

 

話を聴く力のことを「傾聴力」(けいちょうりょく)と言いますが

傾聴(けいちょう)の意味をコトバンクによる解説で読むと、

相手のことを理解することに重きを置いていることがわかります。

傾聴

もともとカウンセリングにおけるコミュニケーション技能の1つ。傾聴の目的は相手を理解することにある。それにより、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようになるようサポートする。

引用元:コトバンク – 傾聴

あなたは、職場の人間関係や、家族の将来のことで悩んだことはありますか?

悩みを相談する人がいないと、孤独感を感じてつらくなりますよね。

そんな時に自分のことを理解しようとしてくれる人がいると、救われることもあります。

 

逆に、理解してくれると信じていた人に理解してもらえないとわかると、傷つきますよね。

傾聴力を身に付けるために、日頃から気を付けて試していくうちに、

相手の気持ちを理解することが出来るようになります。

 

冒頭で、傾聴とは「相手の気持ちに寄り添うように耳を傾けること」と書きましたが、

ただ、話を聴いていればいいというわけでもありません。

 

次に、相手のことを理解し、信頼してもらうために大事なことを説明します。

傾聴力が大事な理由

あなたは、普段の生活で人と接する機会はありますか?

友人、家族、恋人、職場の同僚や上司…どれも大事な人ですよね。

誰か一人でも関係がうまくいかない人がいると、大きな悩みが生まれることになります。

 

自分が関わる人と良好な関係を築くためにも、「傾聴力」は欠かせません。

人が言うことを頭ごなしに否定する人でなければ、

誰でも少しくらいは「傾聴力」があるはずです。

 

プロスポーツで長く活躍するアスリートは、

同じ舞台で戦う以上、技術では実際のところ大差はありません。

そこで、「傾聴力」を活かして、メンバー一人一人の意見を聴き

その時の状態を理解することで、チームワークに活かすことが可能になります。

 

仕事やプライベートにおいても、同じことが言えると思いませんか?

 

日頃から相手のことを理解し、共感することが出来れば

信頼度もアップして、自分が困った時もきっと協力してくれる人が現れるはずです。

傾聴の正しい使い方

「頷き」と「相づち」

あなたは、自分が話をしている時、相手のリアクションを確認しますか?

自分が話をしているのに反応が無かったり、興味なさそうな態度をとられると

話をする気が無くなってきますよね。

 

そこで、基本となるのが「頷き」「相づち」です。

相手の目を見て首を縦に振るのが、頷き

相手の話のリズムを作ってあげるのが、相づちです。

 

「頷き」と「相づち」をうまく使い分けるコツは、

相手が比較的早いテンポで話している時は、相手の目を見ながら無言で頷き、

相手が自分の反応を確かめている時は

「うんうん」「それわかる」「それでどうなったの?」「それスゴイね」と反応する事で、

相手が話したいことをどんどん引き出すことが出来ます。

 

あなたが話をしたいと思う人も、自然にこれが出来ていませんか?

次にその人と話をする時は、よく観察してみると面白いかもしれません(笑)

共感する

あなたは、否定されるのは好きですか?

「それは違う」と否定されるよりは、「それわかる」と肯定された方が嬉しいですよね。

嘘をつく必要はありませんが、考え方は人それぞれなのです。

理由はどうあれ、辛いという気持ちの部分では共感できる部分もあるはずです。

 

どんなことに対しても、自分と同じように考えるとは限りません。

価値観も考え方が違うのは当たり前です。

自分との共通点に期待するよりも、

共感できるポイントを探した方が会話を楽しめると思いませんか?

 

どうしても共通点を見つからないという場合は、

相手の話した言葉をそのまま繰り返すだけの

「ミラーリング」というテクニックを使う方法もあります。

共感を得るテクニック「ミラーリング」についての記事も合わせてお読みください。

相手と同じ言葉と動作で共感を作り出す「ミラーリング効果」とは

意見は不要

理解してくれる人がいると思えるだけでも、勇気が湧いてくることってありますよね。

逆に、誰も自分のことを理解してくれないと感じてしまうと、

孤独を感じて「自分が間違っているのかもしれない」と不安な気持ちにもなります。

 

あなたも、自信が湧いてくる時もあれば、自信が無い時もありますよね。

自信が持てないときでも、気持ちに寄り添ってくれる人がいれば、

徐々に勇気が湧いてきて、行動する意欲も湧いてきませんか?

 

人に相談されると、「答えを求めている」と勘違いしがちですが、

答えを出そうとするあまり、相手のことを理解しようとする気持ちが薄れてしまいます。

 

最終的に答えを出すのは、悩んでいる本人です。

共感できる部分を探して一緒に悩み、

「何か出来ることがあれば相談してね」と本心から言えるようになれば、

相手も何か感じる物があるはずです。

 

傾聴の目的は、悩んでいる本人が答えを出して、

自ら行動し、自信を持ってもらうことにあります。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、親交を深める親睦を深めるための「傾聴力」の重要性と正しい使い方をご紹介しました。

 

傾聴力の重要性とともに、共感を得るために実践するための具体的な方法もお伝えしました。

傾聴を正しく使うことで、人間関係を築くことも、大事な人の力になることも出来ます。

ぜひ参考にしてくださいね。


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