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職場の「お人好し」は孤立する…仕事を何でも引き受ける人への対処法

職場の「お人好し」は孤立する

あなたの周りには、頼まれたら何でも引き受けてしまう「お人好し」はいますか?

プライベートで仕事に関係ないことを引き受ける分には関係ありませんが、

仕事となると関係が無いとは言えませんよね。

 

「お人好し」の性格は頼みごとをされると、親切心で極力引き受けようとしますが、

同じ部署で働く同僚やチームのメンバーには迷惑をかけることになり、次第に孤立していきます。

 

実は僕も、チームをそんな状態にしてしまった「お人好し」の一人でした。

 

この記事を最後まで読むことで、

いつも色んな仕事を引き受けてしまう「お人好し」がチーム内にいても

仕事への取り組み方を変えさせ、働きやすい職場を作るための対処法を知ることが出来ます。

 

もしかしたら自分もお人好しな面があるかもしれない・・・と思ったあなたも、

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事では「職場の「お人好し」は孤立する…仕事を何でも引き受ける人への対処法」をご紹介します。

お人好しになる理由

嫌われたくないという心理

あなたは、人に嫌われたくないと思いますか?

人に好かれたいと思うことはあっても、人に嫌われたいと思うことは少ないですよね。

 

お人好しの人は他人に嫌われたくないという心理が働き、

誰かに頼みごとをされた時も「もし断ったら嫌われてしまうかもしれない…」

という心理が働き、頼みごとも承諾してしまいます。

 

そんな気持ちを見透かされると、

色んな仕事を持ってくるような人が表れ、チームにも悪い影響が出始めます。

 

あなたの職場にもどんな仕事でも引き受けてしまう「お人好し」はいませんか?

そんな人は、見るといつも忙しそうにしていますよね。

 

一人でこなせる量を超えてくると体を壊す原因にもなります。

他のメンバーに仕事を回す事になると、結果的に他の人に迷惑を与えることになってしまいます。

 

仕事をたくさん引き受けていても、都合の良い人だと思われて利用されるだけです。

何でも仕事を丸投げしてくるような人には、敢えて嫌われることも必要。

仕事を丸投げされないようにすることで、計画外の仕事が入る数を抑えることも出来ます。

困っている人を放っておけない

あなたは、後輩や同僚が困っているのを見ても、

気付かないフリをしてしまうことはありませんか?

急いでいる時や忙しい時は、助けてあげられないことはありますよね。

 

お人好しの人は、目の前で困っている人を見ると、

自分の仕事よりも優先して、何とかしようとする傾向があります。

 

しかし、頼み事をしてくる人が本当に困っているとは限りません。

面倒くさいという理由で、仕事を丸投げする人も珍しくありません。

 

正しい判断をするためには、本当にやるべき仕事かどうか考えることが重要です。

やらなくても良い仕事を引き受けたり、

他に手が空いている人でもこなせるような仕事は、引き受けないようにコントロールしなければいけません。

自信過剰

あなたは、人に感謝されると嬉しい気持ちになりますか?

難しい問題を解決した後には、達成感もありますよね。

「お人好し」の性格で多くの仕事を引き受てきた人は、

他人のために仕事をこなす達成感に酔いしれる傾向があります。

 

仕事を多くこなせるようになると自信過剰になり、何でも解決できると勘違いしてしまいます。

すると、あまり得意でない仕事にも手を出したり、周りに頼ったりすることも減ってきます。

 

一人でこなしてきた仕事が多い事もあって、

解決できることは多いですが、毎回解決できるとも限りません。

 

最終的には、解決できない問題に直面してトラブルに発展したり、

周りに迷惑をかけてしまうことに繋がります。

 

このような状況を避けるためには、周りのサポートが必要不可欠です。

いつも一人で仕事を引き受けてきた「お人好し」は孤立していて、頼れる人がいません。

 

一番の原因は、一人で仕事を引き受けている様子を放置していたことですが、

もし手遅れの場合でも、周りに頼れる環境を作ってあげることで、

孤立していた「お人好し」の人も気が楽になり、周りに協力を仰ぐようになってくれるはずです。

お人好しがチームに与える悪影響

あなたなら、仕事で頼みごとをされた時、引き受けるかどうかはどのように判断しますか?

仕事を頼んできた相手が上司でも、

スケジュールを確認したり、納期を調整する必要はありますよね。

 

「お人好し」の人は、スケジュールや期限の確認をする前に引き受けてしまいます。

 

すると、仕事がどんどん増えて手が空かない状況になり、

上司が本当に頼みたい仕事があっても、任せることが出来なくなってしまいます。

 

一人で解決できなくなるとチームにも負担になり、スケジュールの進行にも影響が出てしまいます。

いつも解決できるスーパーマンだとしても、それが当たり前とされると、

他のメンバーにとっては大きな負担となります。

 

他のチームから仕事を頼まれた時、

「やるべき仕事かどうか」は、自分の気持ちよりも常にチームとして考える必要があります。

お人好しな人への対処法

同僚やチーム内に「お人好し」で、仕事を何でも引き受けてしまう人がいると

チームにとっては迷惑なのは、わかって頂けたかと思います。

 

「お人好し」の人が孤立してチームの雰囲気が最くなってしまうのは、

他のメンバーにも責任がありますが、

チームとして円滑に仕事を進めていくためにも、悪い状況は改善しなければいけません。

 

そこで!ここでは、

「チーム内にいるお人好しの意識を変えて、チーム全体にも良い効果をもたらす対処法」をご紹介します。

性格や人格は誉める

あなたなら、人に直してほしいことや注意したいことがあった時、どのように伝えますか?

他人に注意するとなると、伝える方にも勇気が要りますよね。

伝え方を間違うと、逆ギレされてしまうこともあります。

 

何でも仕事を引き受けてしまう「お人好し」の場合、

責任感があって他人のことを思いやる気持ちはあるので、そこを褒めてあげましょう。

最初に褒めることで、相手が話に興味を持ちます。

 

逆に、クレームだけ伝えると、全てを否定されたような気になって自信を失ってしまいます。

何でも仕事を引き受けてしまうのはよくありませんが、

チームの中では役に立っている部分もあるはず。

 

悪い所だけでなく、良い所をさらに引き出すような伝え方をすれば、

指摘された部分を見直し、褒められた行動に自信を持ちます。

チームに出る悪影響を伝える

あなたは、人に直してほしいことを伝える時、きちんと理由を伝えていますか?

理由を伝えないと、相手も納得してくれませんよね。

何でも仕事を引き受けてしまう事を注意する場合、

「仕事を引き受けるな」と言うだけでは納得しません。

 

誰かがやらなければいけない仕事もあるので、

「仕事を引き受けること」が悪いとも言えませんよね。

事実、その人のおかげで他が助かっている部分もあるはずです。

 

仕事を引き受けることで「どんな被害が出るか」、

「他のメンバーにどのような影響があるか」をきちんと説明して納得してもらい、

次に仕事を引き受ける時は、どうするべきかをきちんと示してあげましょう。

 

担当外の仕事を持ってこられた時は相談。

担当している内容でも報告。

仕事を終えたら連絡する。と徹底してもらうだけでも違いますよね。

お人好しな性格を発揮するポイントを変えてもらう

あなたは、何でも仕事を引き受けてしまうお人好しな性格の人がいたとしたら、

どのように改善すれば良いと思いますか?

他人の行動を変えるのは難しいことですが、実際に悪影響が出ているとしたら放置は出来ませんよね。

 

「お人好し」な性格の人は、他人のためを思って行動するので責任感も強く、

チームの同僚や後輩にとっては模範となる部分もあります。

 

他人の気持ちを理解できる広い心の持ち主でもあるので、

行動を少し変えてあげるだけで改善するはずです。

 

お人好しな性格の人は誰もやりたがらない仕事も進んでやります。

マニュアルの作成や後輩への指導など、チームのためになるような仕事を担当してもらえば

他のメンバーには模範となり、悪い影響が出ることもありません。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では「職場の「お人好し」は孤立する…仕事を何でも引き受ける人への対処法」をご紹介しました。

 

チームの中に「お人好し」がいて迷惑をしているなら、

人格を誉めてから問題点を指摘すれば、相手もすんなり聞き入れてくれます。

 

これで、あなたのチームにお人好しの人が加入しても、

慌てることなく対処することが出来ます。

あなたのチームの結束力を高めるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。


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