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プログラマーがうつ病になりやすい6つの理由!メンタルケアのコツも

プログラマーがうつ病になりやすい6つの理由!メンタルケアのコツも

就職・転職先の職業として人気の「プログラマー」

プログラマーの将来は明るいと考える人は、多いのではないでしょうか。

しかし、プログラマーはよく、うつ病になりやすい職業とも言われます。

うつ病は自分では気付きにくく、病院の治療で簡単に治るものでもありません。

気付くのが遅れて重症化してしまうこともあります。

僕もIT業界で働いてかれこれ15年になりますが、「うつ病」の症状に悩んでいるというプログラマーの話はよく聞きます。

ではなぜ、プログラマーはうつ病になりやすいのでしょうか。

今回は、プログラマーに共通する悩みとも言える「プログラマーがうつ病になりやすい6つの理由」をご紹介。

これからプログラマーを目指そうとしているなら、覚えておいて損は無いのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。



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プログラマーがうつ病になりやすい6つの理由

① 常に実力以上のスキルを求められる

プログラマーやエンジニアは常に、新しい知識・技術力が求められます。

あらゆる方向にアンテナを張り巡らせて、その中から必要な情報を取捨選択し研究していかなければいけません。

どの業界でも当たり前とと言えばそうなのですが、プログラマーやエンジニアの場合は専門外に思えることも知っておく必要があります。

 

他の分野と比べても、新しい技術が生まれるスピードが速いため、自然に情報量も多くなります。

必要なものを見極め、仕組みやポイントを押さえるためには経験値も必要。

プログラマーだからといって、実際にそこまでやっているかどうかは別としても、生き残るためには必要なことなのは間違いありません。

② バグが出ると責められる

何か問題が出ると、担当プログラマーに責任をなすりつける人も珍しくありません…。

本当は他の人が原因でも、表向きは担当プログラマーのせいになっていたりするケースがしばしばあります。

チームとして考えるとバグであることに変わりはありませんが、守ってくれる人が誰もいないような職場なら精神的につらいものがあるでしょう。

 

一番最悪なのは、チーム内で責任を押し付け合うケース。

そういう環境では、本来は仲間であるはずの人でさえ攻撃してくることもあります。

③ なかなか評価してもらえない

プログラマーは裏方にあたる仕事のため、苦労の割には評価してもらえない面があります。

仕事内容が見えにくいというのも理由としてありますが、どれだけ仕事をこなしても、他のプログラマーとの差がまわりからは分からないんですね。

真面目な人ほど、ストレスを溜め込みやすくもなります。

パソコンに向かって一人で苦戦している中、まわりが一人また一人と帰っていけば、思うこともありますよね。

面倒見が良い上司ならまだしも、仕事を丸投げするような上司の下で働き続けるのは、かなりキツく感じるでしょう。

④ ずっと座ったままの姿勢

ずっと座ったままの姿勢でいる仕事は、うつ病になりやすいと言われています。

プログラマーはパソコンとにらめっこしながらプログラミングをするのが仕事。

 

集中している時はどうしても肩に力が入っていたり、モニターに顔を近づけてしまいがちです。

英語の文字を眺めながらプログラミングに集中していると、どうしても長時間窮屈な姿勢を続けてしまうという人は多いでしょう。

それが毎日なので、体への負担も大きくなります。

⑤ 過度なプレッシャー

プレッシャーが多くかかる仕事ほど、うつ病のリスクは高まります

ベテランになるほど責任が重くなるのはプログラマーに限った話ではありませんが、プログラマーは1人にかかるプレッシャーが大きい仕事と言えます。

 

担当になった仕事を他に頼るのは白旗を上げるようなものなので、極力自分の力で解決しなければいけません。

問題が出た時の責任も担当プログラマーの責任にされてしまうところがあります。

「バグが出たらどうしよう」とか「間に合わなかったらどうしよう」という不安と戦いながら、納期を守りスケジュール通りに進めていく必要があります。

バグが発覚したり、急な仕様追加で仕事が増えることもあるため、一気に追い込まれることもしばしばあります。

⑥ 相談しにくい環境

プログラマーはプログラミングをするのが主な仕事ですよね。

つまり、1日の大半はパソコンに向かって黙々と作業をすることになるわけです。

チームの同僚がたとえ仲が良かったとしても、結局は各個人のプログラミングスキルに頼らざるを得ません。

「プログラミングに必要なスキルは各個人で磨くもの」という暗黙の了解みたいなものがあります。

 

するとどうしても、相談しにくい環境が生まれるんですよね…。

思い切って声を掛けても、「自分で調べて!」なんて冷たい対応をされることも珍しくありません。

僕も入社して間もない頃は、相談できずに何日も悩んだことがありました(笑)

どうしてもわからない時のために、先輩に気軽に話しかけられるような関係を作っておくのも大事ですね。

プログラマーのメンタルケアのコツ

無理は禁物

働き方改革が浸透しても、個人の仕事への意識は自分次第です。

真面目な人ほどデスクに付きっきりになりがちですが、休憩を取る時間を意識するなどして、リフレッシュすることも大事です。

プログラマーは精神的にも追い込まれる機会も多いので、休日に好きなことをしてストレス解消をするのもリフレッシュのコツですね。

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仕事で悩みがあると、家に帰ってからも悩むことはありますよね。

しかし、ストレスを溜めないようにするにはある程度割り切ることも大事です。

とはいえ、暇を持て余しているとどうしても考えてしまいがちです。

 

そこで大事なのが、家で何をするか。

家に帰っても何もすることが無いと、考えてしまうこともあると思いますが、集中することがあれば意識しなくても頭は切り替わりますよね。

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そこで大事なのが、自分の評価です。

他人に評価されたいと思うのは、いわゆる「承認欲求」ですよね。

しかし、この承認欲求には、2つのレベルがあるということを知っていますか?

 

「マズローの欲求5段階説」を主張した心理学者アブラハム・マズローによると・・・

低いレベル)自分がまわりから価値ある存在だと認められ、尊重されることを求める欲求。

高いレベル)技術や能力を習得し、自己信頼感・自律性を得ることで、他者からの評価より自分自身の評価が重視される。

とあります。

「他者から認められたい」という低いレベルの欲求は、相手が変われば簡単に崩れてしまいますが、高いレベルの欲求が満たされていれば、相手から何と言われようと揺るぎません。

自分をよく見せようと取り繕ったところで、芯の部分では自信を持てない気持ちは残ってしまうのではないでしょうか。

自信を持つという意味でも、高いレベルの承認欲求を得ることを目指してみてはいかがでしょうか。

まとめ

プログラマーという仕事は、性格や人間性が仕事に表れやすい仕事。

スキルを磨くことも大事ですが、自分自身のメンタルをうまくコントロールするのも、プログラマーとして活躍するコツと言えるのではないでしょうか。

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