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サラリーマンになると、飲み会に参加する機会は度々ありますよね。
飲み会で親睦を深めることを昔は「飲み二ケーション」なんて言ったりしていましたが、最近ではお酒を飲まない人も増えています。
仕方なく参加した飲み会はつまらなく感じてしまい、参加したことを後悔することもありますよね。
しかし、お酒が飲めないからと言って飲み会に参加するのは無駄なことだと決めつけるのは間違いかもしれません。
そこで!
「参加するべき飲み会」か「時間の無駄でしか無い飲み会」かを見極めるには、どうすれば良いでしょうか。
この記事を最後まで読むことで、参加するだけのつまらない飲み会も、参加したことを後悔しない「有意義な飲み会」にすることが出来るかもしれません。
お酒が飲めない同僚や後輩のためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
「飲み二ケーション」が必要な理由6選
酒が飲めない人にとっては飲み会が苦痛に感じる人もいるでしょう。
しかし、せっかく参加するなら、有意義な時間にしたいと思いませんか?
この記事を読んでおくことで、あなたが飲み会を開く立場になった時にもきっと役立ちます。
ここでは「飲み二ケーションが必要な理由6選」をご紹介します。
① 飲み会でしか聞くことが出来ない話がある
あなたは、先輩や上司がどのような支持をされて仕事をしているか知っていますか?
先輩は上司に支持をされ、上司は社長に支持をされて仕事をしているとした場合、先輩や上司が上から命じられた内容まで知る機会は、なかなかありませんよね。
飲み会の席では、先輩や上司が受けている指示の内容を聞くことが出来ることもあります。
稀に、部長以上の役職しか知らない内容でもこっそり教えてくれる上司もいたりします。
例えば、急に会社内の組織が大幅に変わると知らされるよりも、前もって知っておくことが出来れば、それに合わせて準備しておくことも出来ますよね。
「飲み二ケーション」を活用して、自分が知らない情報を定期的に得ることで将来のイメージがしやすくなったり、新しい事に興味を持つきっかけになることもあるでしょう。
「飲み二ケーション」は、情報を得る場所として活用できます。
② 会社の中での悩みを相談できる
将来に不安を抱く時期ってありませんか?
会社の業績が不安定な時期や、人の異動があったりすると不安になることもありますよね。
今は大企業でも倒産したり大規模なリストラを行う時代です。
会社に就職したからと言って、この先ずっと安心していられるというわけでもありません。
もし会社が倒産してしまったら、赤字が続くようだったら…
何か準備しておいた方が良い事はあるか、今リストラされたらどうするか…
といった普段は聞きにくいような内容でも、飲み会の場では軽いノリで聞くことが出来る場合もあります。
色々な考えを持つことで、将来のために備えられることもあるはずです。
特に若い時期は周りに相談できる相手が少なく、解決につながりそうな答えが出ないことがほとんど。
会社の飲み会では、あなたと同じように悩んできた先輩や上司がいるため、あなたの会社の中の悩みを相談する絶好のチャンスです。
「飲み二ケーション」は、仕事や会社の悩みを相談する機会として活用できます。
③ 信頼関係を築くことが出来る
仕事がある日と休日とでは、気持ちや態度にも違いが出ますよね。
仕事の時はキツそうな性格だと思っても、オフモードになると意外に明るくて親しみやすくなる人もいます。
一緒に仕事をしたことがある人でも、どんな性格かは実際のところ分かりません。
仕事が出来なくても面白い人は居ますし、仕事が出来る人でもプライベートが荒れている場合もあります。
プライベートの生活で意外に共通点が見つかり、親近感が湧くことだってありますよね。
今まで話もした事が無いような暗そうな先輩が、同じ趣味を持っていたりすれば、一気に仲良くなれるかもしれません。
僕の実体験です(笑)
共通の話題があることは相手にとっても嬉しく、一緒に過ごした時間は財産となっていくはずです。
共通点が見つかって親近感が湧き、信頼関係が出来ていくことは珍しいことではありませんが、自分と同じ趣向や考えを持つ人に出会うことは、なかなかありませんよね。
会社の人にも、きっと多くの共通点がある人は居るはず。
「飲み二ケーション」は、自分と同じ趣向や考えを持つ人を見つけるチャンスです。
④ プライベートなことでも相談できる
あなたは、プライベートのことで悩みを抱えたことはありませんか?
お金の問題や異性、健康に関する悩みは何歳になってもつきませんよね。
同じ職場で働いている会社の人とは生活リズムが同じため、同僚もだいたい同じようなことで悩んでいます。
自分より年上の人の意見や経験豊富な人のアドバイスを聞く機会は、実はなかなかありません。
仮に何人か相談できそうな人がいたとしても、一人一人に会って話すのは時間もお金もかかります。
「飲み二ケーション」は人が集まる場所でもあるので、プライベートなことでも気軽に相談できる貴重な時間です。
⑤ 本音を聞くことが出来る
職場の同僚や上司が普段、何を考えて仕事をしているか気になることってありませんか?
職場では多かれ少なかれ、緊張感を持って仕事をしている人がほとんど。
仕事中だと会話にも自然に緊張感が生まれるため、何を考えているのかわからない人も多いでしょう。
一緒に仕事をしていく仲間のことを理解できないまま仕事を進めると、やりづらい面もありますよね。
しかし、そんな人も飲み会では緊張する必要もありませんから、聞きたかったことを質問すれば、本音で答えてくれる場合もあるかもしれません。
「飲み二ケーション」は、普段何を考えているのかわからない人が居ても、本音を聞き出すチャンスになります。
⑥ つながりが増える
あなたは、コミュニティーをいくつ持っていますか?
「コミュニティー」とは、同じ目的を持った人同士が集まるグループのことで、会社やサークルもコミュニティーのひとつになります。
最近では「コミュニティーの数が多いほど長生きする」という研究結果もあり、コミュニティーに所属する効果は高いと言えます。
会社の人であっても目的や関係性が変わる「飲み会」も、コミュニティーのひとつ。
色んな立場の自分を持つことで刺激になり、生きていく上でも自信を持つきっかけになります。
「飲み二ケーション」は、普段の立場と違う自分を見つける良い機会とも言えます。
まとめ
「飲み会」は、同僚や先輩・上司とのコミュニケーションを取ることだけが目的ではありません。
苦痛な場所としか思えないようなら、無理をして参加する必要はありませんすが
断ることばかりを考えるよりも、まずは飲み会を開く意味を理解することが重要です。
近い将来、お酒が飲めない同僚や後輩が出来た時のためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
お酒が全く飲めない人でも好かれる「飲み会での振る舞い方」について紹介した記事も、合わせてお読みください。

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