製造費用40億円投入の「ロマンスカー GSE」とは
ロマンスカー歴代車両おさらい
いきなりですがロマンスカーって乗ったことありますか?
小田急線を利用したことがない方は、まだ見たことが無いという方もいるのではないでしょうか
この記事ではロマンスカーって何!?という方のためにも
この記事では【ロマンスカーGSEとは。ロマンスカーの歴史と特急券の予約購入方法】をご紹介します。
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「ロマンスカー」とは
新宿と小田原方面の駅を結ぶ全席指定制の特急列車で、
箱根へ向かう特急列車として初代「ロマンスカーSE」の時代から人気を集めています。
また、日本初の地下鉄直通特急列車の「MSE」や
平日の通勤客の疲れを癒すホームウェイ号など、その用途は観光利用だけに留まりません。
伝統のバーミリオンオレンジ
朱色を表す色の名前で、電車では中央線や青梅線でも使用されている色です。
ロマンスカーは初代からこの色が受け継がれてきました。
「きょう、ロマンスカーで。新宿から箱根へ。」のキャッチフレーズ
CMでお馴染みのこのキャッチコピーですが、
「ロマンスカーといえば箱根」というイメージをさらに強くしています。(江の島にも行けるんですけどね..)
海に行くなら江の島
ロマンスカーを利用すると江の島まで約1時間で行くことが出来ます。
江の島といえば海のイメージが強いかもしれませんが、
「新江の島水族館」も一年を通して楽しめる観光スポットで、デートはもちろん家族連れにも人気です。
「ロマンスカー」の歴史
箱根といえばロマンスカー。せっかく乗るなら先頭の展望席に座って眺望も楽しみたいと思いますよね。
眺望の良いロマンスカーの展望席は初代から絶大な人気ですが
「ロマンスカーEXE」では展望席が無いせいか、箱根への旅行客が激減しました。
ロマンスカー SE(1957~1992年) | |
引用:Model 3000 SE of Odakyu Electric Railway – 小田急ロマンスカー – Wikipedia | 「バーミリオンオレンジ」と呼ばれるロマンスカーの色はこの時に登場。優秀な鉄道車両を表彰する「ブルーリボン賞」を作るきっかけにもなり、第1回ブルーリボン賞を受賞しました。高速走行を実現したこのロマンスカーは、新幹線のルーツになったともいわれています。 |
ロマンスカー NSE(1963~1999年) | |
引用:Odakyu NSE 3100 – 小田急ロマンスカー – Wikipedia | この時もバーミリオンオレンジをベースとした色を踏襲し、第7回ブルーリボン賞を受賞。展望席には小田急初の前面パノラマを採用し人気となり、連日満員となりました。 |
ロマンスカー LSE(1980年~2018年) | |
第24回ブルーリボン賞受賞。「バーミリオンオレンジ」のデザインが踏襲され、座席はリクライニング出来るようになりました。現在も運行中で、クラシカルな昭和の雰囲気を今でも楽しむことが出来ます。 ※リクライニングの調節が座椅子のような段階式になっているので、ちょっとだけ倒すとかは出来ません。 ※2018年7月10日の定期運行を最後に引退しました。 |
ロマンスカー HiSE(1987~2012年) | |
開業60周年を記念して造られたロマンスカー。 ハイデッカーと呼ばれる高床構造により、展望席以外の席でも景色が見やすくなり、第31回ブルーリボン賞を受賞しています。 |
ロマンスカー RSE(1991~2012年) | |
JR御殿場に乗り入れる特別車両で、ダブルデッカーと呼ばれる2階建ての車両やグリーン席などの特別席があり、 第35回ブルーリボン賞を受賞しています。 |
ロマンスカー EXE(1996年~運行中) | |
10両編成ですが4両と6両に分離できます。展望席はありませんが通勤客の移動手段として現在も活躍中で、スタイリッシュなデザインと快適な居住空間が人気です。 |
ロマンスカー VSE(2005年~運行中) | |
引用:Odakyu Romance Car Series 50000-2 – 小田急ロマンスカー – Wikipedia | 箱根への観光客が減っていた時代にロマンスカーの復権を目指して造られました。 「きょう、ロマンスカーで」のキャッチコピーもこの時からで、車体デザインはホワイトカラーですが、内部にはしっかりと「バーミリオンオレンジ」カラーが取り入れられています。 展望席がある箱根へ向かう特急列車のイメージも復活し、第49回ブルーリボン賞も受賞しました。 |
ロマンスカー MSE(2008年~運行中) | |
日本初の座席指定制特急列車で、第52回ブルーリボン賞を受賞しています。 内部にはLED照明やワインレッドのカーペットが採用されていて、モダンで落ち着いた雰囲気を演出しています。 車体デザインのアクセントでなっているライン色は「バーミリオンオレンジ」で、現在も東京メトロ千代田線北千住~箱根湯本の区間を運行しています。 |
ロマンスカー EXEa(2017年~運行中) | |
「 ロマンスカーEXE」をリニューアルした車両で、多目的トイレやラゲッジスペースがあり観光客にも配慮したデザインになっていますが、展望席はありません。トイレの便座には温水洗浄機が付きました。 |
ロマンスカー GSE(2018年3月17日~運行開始) | |
引用:Odakyu 70000 series GSE Haruhino Station 20180205 – 小田急ロマンスカー – Wikipedia | 「バーミリオンオレンジ」カラーの70000形ロマンスカーがこの春に登場。 外国人観光客も意識して車内ではWiFiが使用でき、全席にコンセントも備えていてトイレは温水洗浄機付き。 出入り口のデッキ部と客室内には防犯カメラも設置され、安全面にも配慮されています。 |
「ロマンスカーGSE」
2018年3月17日から「ロマンスカーGSE」という名の新型車両が新しくラインナップに加わりました。
GSEとは 「Graceful Super Express」の略で、コンセプトである「Graceful:優雅」を表しています。
全座席にコンセント
スマホやパソコンの充電はもちろん、電気シェーバーの充電も出来ちゃいます。充電器は必須ですね(笑)
ゆったりトイレ
車いすの方でも利用できるほど広くベビーシートもあるため、
赤ちゃんのオムツ交換が出来て、ママやパパにとっても嬉しいポイントです。
多目的室
子連れのパパやママにとって一番嬉しいポイントになりそうですね。
利用する場合は乗務員に一言声をかける必要がありますが、これで箱根への旅行も安心です。
「ロマンスカーGSE」の用途
展望席があるGSE/VSE/LSEの車両は運行日によって走る車型が変わるので、
乗りたい車両がある場合は事前に要チェックです。
新宿~箱根がメイン
その月や運行状況によって変わりますが、早朝~夜にかけて運行する時間帯がバランスよく分かれているので、小田急沿線にお住まいなら平日でも利用できて便利です。
仕事で頑張ったご褒美に乗るのもアリですが、快適すぎて癖になる可能性大です。
下りは全て新宿発
上り列車は一部、本厚木や片瀬江ノ島発の便もありますが、
下りは平日も休日も全て新宿発になります。
乗る予定が無い方でも出発時間に小田急線新宿駅のホームに行けば、見ることは出来ます。
インスタ映え間違いナシ
ロマンスカーGSEの「バーミリオンオレンジ」カラーの前で撮った写真をアップすれば
インスタ映え間違いナシ!
鉄道ファンのみならず、話題性も抜群です。
ロマンスカー特急券の予約・購入
ロマンスカーの指定席特急券は自動券売機や窓口の他、
電話でも予約することが出来ます。利用頻度が高い方はネット予約がおすすめです。
4/7 12:20発GSEの前展望席は、3/7時点ですでに空席無し | 予約・購入なら「ロマンスカー@クラブ」が便利会員登録したその日から利用できます。 予約/購入方法・乗車日の1か月前の午前10時から予約できます。 ・購入料金は新宿駅にあるロマンスカー予約窓口でチャージしたり、登録したクレジットカード情報を元に予約サイトでチャージすることが出来ます。 ・予約登録だけしておいて発車時刻の15分前までに窓口や券売機で購入する事も出来ますが、購入しなかった場合はキャンセル扱いとなります。 列車が運休になった場合は払い戻し人身事故の影響などで列車が運休になった場合、購入済みの特急券は自動的に払い戻し処理されます。 |
「ロマンスカー@クラブの使い方」についてはコチラの記事を参考にしてください。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では【ロマンスカーGSEとは。ロマンスカーの歴史と特急券の予約購入方法】をご紹介しました。
この機会に箱根旅行を計画してみる事をおすすめします。
小田急線を利用する際はぜひ参考にしてくださいね。
- ロマンスカーGSEは「バーミリオンオレンジ」復刻カラー
- 2018年3月17日運行開始
- ロマンスカー@クラブで予約
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