「いただきます」と家族だんらんの食事が楽しく始まったと思ったら、急に子供のSOSが!
魚を食べている時に、骨がのどに刺さることってありますよね。「魚の骨が刺さったら、白飯を丸飲みと良い」と聞くこともありますが、それは本当なんでしょうか。
この記事では、実際にのどに骨が刺さった時でも慌てなくて済むよう、対処方法についてご紹介します。
魚の骨がのどに刺さった時は病院に連れて行くべき?
魚の骨がのどに刺さった時、安全に取りたいなら病院に行くのが一番です。
耳鼻咽喉科を受診すれば、対応してもらえます。
歯医者や内科でも、処置してもらえる場合があるので、かかりつけのお医者さんに問い合わせてみましょう。
病院では骨の刺さり具合が浅ければ、光を当てて鉗子(かんし)と呼ばれる物をつかむ器具で取り除きます。
そこで痛みや吐き気が強く出てしまう場合は、表面麻酔を使ってもらえることもあります。
さらに、骨が目視で確認できない場合や、麻酔を用いてもまだ吐き気を催す場合は内視鏡での処置になります。
魚の骨にもいろいろありますが、注意すべきなのは小骨。
イワシやサンマ、ウナギなどの細い小骨が刺さることがとても多いです。
ブリやサバなどの大きな骨は、食べる前や口に入った後も気づきやすいので、飲み込んでしまうことは少ないでしょう。
まずは自宅でいろいろ試してみて、どうしても取れない場合や痛みが強い場合は、無理をせず病院へ行きましょう。
病院に行けない時に出来る対処法
魚の骨が刺さったタイミングによっては、スグに病院に行けないこともありますよね。
唾を飲んだり、うがいをすることによって自然に取れる場合もあるので、簡単な方法から試していきましょう。
ご飯の丸飲みでも取れる場合が稀にあるようですが、これはやめましょう。
丸飲みによる窒息や、逆に魚の骨がさらに奥へ刺さってしまう恐れがあります。
どうしても取れない場合は、懐中電灯で光を照らして直接のどの奥を確認して、指やピンセットで取り除きます。
ピンセットで粘膜が傷つくこともあるので、なるべく先が丸いものが良いです。
必ず消毒もしましょう。
また、足のくるぶしとアキレス腱の間にある太ケイというツボを押してみるのも良いです。
咽頭痛に効くツボなので、骨が刺さった場合にも効果が期待できます。
いずれにしても無理は禁物です。
まとめ
もし、魚の骨がのどに刺さっても、対処法を知っていれば冷静に対処できるのではないでしょうか。
魚は栄養豊富なので、特にお子さんには上手に食べてもらいたいですね。
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