薄くて軽いのに暖かいユニクロの「ヒートテック」は、冬の必須アイテムとも言えますよね。
何枚も着こまなくても暖かいヒートテックがあれば、冬のファッションも自由度が増します。
ただ、間違った着方をしてしまうと、温かいはずのヒートテックも逆効果になる場合があります。
そこで今回は「ヒートテックの機能の仕組み」と「正しい着方」についてご紹介。
今年もヒートテックを着ようと思っている方は、ぜひチェックしておいてくださいね。
ヒートテックの機能の仕組み
上の公式の動画を見てもわかる通り、ヒートテックは体から出た水蒸気を熱に変えて、生地が発熱する仕組み。
さらに、髪の毛の10分の1の細さのマイクロ繊維で作られた層が、温かい空気を外に逃がさないようにしています。
住宅に使われている断熱材のようなイメージが近いかもしれませんね。
ユニクロのヒートテックが薄いのに温かく感じるのも、この細いマイクロ繊維があってこそ。
保温の仕組みは下の動画がわかりやすいと思います。
ヒートテックは温かいという事がわかったところで、次は「ヒートテックの正しい着方」について。
実はどんなに暖かいヒートテックでも、直接着ないと逆効果です。
肌に触れるように直接着ましょう!
「ヒートテック」は直接着ないと逆効果になる理由
ヒートテックは生地が薄くてかさばらないので、旅行先に持って行くのも便利ですよね。
しかし、ヒートテックの下に普通の肌着を着ている人をたまに見かけます。
ヒートテックは水蒸気を熱に変える仕組みなのに、先に肌着を着てしまうと、熱に変わる水蒸気が届かなくなってしまいます。
「普通の肌着と違いがわからない…」という人は、こういう間違った着方をしている可能性があります。
意味がないどころか、汗をかくと冷えた体温を閉じ込める事になってしまい、逆に寒く感じるので注意しましょう。
さらに、真冬になると2枚も3枚も重ね着している人もいますが、これもあまり意味がありません。
2枚目、3枚目にヒートテックを着ても、1枚目のヒートテックで既に体温を閉じ込めているので、普通のTシャツを重ね着しているのと大差ありません。
ヒートテックを重ね着するくらいなら、風邪を通さないダウンジャケットを重ね着した方が、よっぽど暖かいです。
ユニクロなら「ウルトラライトダウン」がオススメです。
薄いのでコートの下にも着ることが出来ます。
まとめ
寒い時期に重宝するユニクロの「ヒートテック」ですが、特性を知って正しい着方をすれば、無駄に重ね着する必要はありません。
寒い場所で快適に過ごすためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
コメント