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あなたは、会話の中で「~すれば」「~したら」を使うことはありますか?
この二つの違い、あなたはどのように使い分けますか?
一見、どちらも同じ意味のようにも思えますよね。
実は最近、翔泳社による社員研修制度「SEカレッジ」のセミナーを受けたのですが、
その中で、講師がプチ情報として語ってくれたのが、
「すれば」と「したら」の違い、わかりますか?
という内容でした。
そこで!
あなたも、「すれば」と「したら」の違いについて、知りたいと思いませんか?
この記事を最後まで読むことで、
知らず知らずのうちに間違った日本語を使わずに済みます。
メールを書く時にも役立つことなので、ぜひチェックしてくださいね。
この記事では【「~すれば」と「~したら」の違いわかりますか?正しい使い方とは】をご紹介します。
「~すれば」と「~したら」の違い
あなたは、「~すれば」と「~したら」は同じ意味で使っていませんか?
意味に違いがあるなんて、意識しませんよね。
しかし、使い方を間違えると、文章の意味が変わってしまうケースもあります。
例えば…
A.今、バイトに行けば、上司が居るんだけど、どうしよう。
B.今、バイトに行ったら、上司が居るんだけど、どうしよう。
副業がバレそうになっている状況を相談している内容ですが、
Bの方が危機的状況になっていることがわかります。
このように、「~すれば」と「~したら」が違うだけで、状況が変わってしまいます。
「~すれば」と「~したら」の使い方
「~すれば」と「~したら」の違いについて語ってくれたセミナーの講師は、
想像力溢れる日本語の達人と称される山浦 恵さんです。
山浦さんによると、「~すれば」と「~したら」の使い方は以下
~すれば:これから実現可能なことを仮定
~したら:過去のことを振り返った内容
ここでも、例をもとに説明します。
A.今、バイトに行けば、上司が居るんだけど、どうしよう。
B.今、バイトに行ったら、上司が居るんだけど、どうしよう。
Aは、これからバイトに行くと仮定していて、(上司が居る時間帯に重なることを相談)
Bは、バイトに行ったは良いものの、上司が居て慌てている様子を表しています。
また、Bは過去形なので、正しくは…
今、バイトに来たら、上司が居たんだけど、どうしよう。
となりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では【「~すれば」と「~したら」の違いわかりますか?正しい使い方とは】をご紹介しました。
「~すれば」と「~したら」の違い、お分かり頂けましたでしょうか。
日本語って難しいですよね。
きちんと使い分け出来ている人って、本当に少ないと思います。
普段の会話はもちろんですが、メールを送る時にも注意したいですね。
ぜひ参考にしてください。
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