カフェやレストランでみかける、美しい所作と香りが魅力のハンドドリップコーヒー。
自宅で過ごす時間が増えた今、自分でコーヒーを淹れる人も増えています。
そこでこの記事では、これからハンドドリップを始めたい方に向けて、最低限必要な道具を紹介します
低価格で扱いやすい商品例も紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
もくじ
ハンドドリップコーヒーに必要な道具4選
自宅でハンドドリップコーヒーを始めるには、以下の道具が必要になります。
- コーヒーミル
- ドリッパー
- フィルター
- ドリップポッド(ドリップケトル)
ミル?ドリッパー?と、聞き馴染みのない言葉ばかりですよね。
それぞれの道具の役割と、どんな商品がおすすめなのか詳しく紹介していきます!
① コーヒーミル
コーヒーミルは、コーヒー豆を砕いて粉にする機械です。
豆のままお湯をかけてもコーヒーにはならず、粉にして抽出しやすくする必要があります。
最初から粉の状態でも売っていますが、直前に粉にした方が味や風味が段違いに良くなります。
お家カフェを楽しみたい方、長くコーヒーを楽しみたい方には必須と言えるでしょう。
はじめてコーヒー豆を挽く人におすすめなのが、Kalita(カリタ)手挽きミル「KH-3am」
こちらは上部のホッパーに豆をいれ、ハンドルを回して粉砕し、下の粉受けに落ちるというシンプルな造りのミルとなっています。
テーブルに置いて使うほか、持ち上げて回すこともできるため非常に使い勝手が良いミルです。
分解が簡単で、お手入れがしやすいのも初心者向けのポイントですね。
この商品は現在Kalita公式のラインナップには掲載されていませんが、Amazonや楽天市場には新品が出品されており、2000~2500円程度で購入可能です。
見た目もおしゃれで置いておくだけでかわいいミルです。
② ドリッパー
ドリッパーは引いた豆にお湯をかけ、コーヒーを抽出するときに使う道具です。
これがなければコーヒーを淹れることはできません。
ドリッパーは大きく分けて台形、円錐型の2種類があります。
各メーカーによって微妙にデザインや性能に差がありますが、まずは台形か円錐か、くらいの認識で十分です。
台形、円錐の違いは形だけでなく、お湯の抜ける穴にもあります。
円錐は底の穴が大きく、お湯が早く抜けていくため、注ぐスピードや量の調節が必要。
一方台形は小さな穴が1つ~3つの場合が多く、一定のスピードでコーヒーの抽出が可能です。
初心者は台形から始め、慣れてきたら円錐に挑戦するのがいいでしょう。
台形ドリッパーでおすすめなのが、「KALDI コーヒードリッパー 101」

こちらは輸入食材やコーヒー豆で知られるKALDIのオリジナル商品です。
耐熱プラスチックで見た目も可愛らしく、初めてのドリッパーとして十分に使えます。
店頭以外にもオンラインショップで購入可能であり、価格は税込み253円と破格。
筆者も初めて豆を買うときに、一緒に購入し愛用していました。
また、円錐ドリッパーのおすすめは、「HARIO V60ドリッパー 01」です。
HARIO V60ドリッパーは円錐型ドリッパーのなかで最も有名な道具の1つ。
その信頼度と扱いやすさから、多くのカフェやレストランで使用されています。
V60ドリッパーはプラスチック製のほか、陶器・ガラス・金属製など種類が多く、好みの見た目を選べる点からも人気を博しています。
プラスチック製の値段は税込み440円と、こちらも買いやすい値段です。
台形ドリッパーに慣れた人、最初から挑戦してみたい人にはうってつけの商品ですね。
③ フィルター
フィルターは、先程紹介したドリッパーと合わせて使うろ紙のことです。
一部のドリッパーを除いて、フィルターを使わないと粉だらけのコーヒーを飲むことになるので要注意!
フィルターにも形状があり、ドリッパーに対応した形や大きさを選ぶ必要があります。
ほとんどのメーカーがドリッパーに対応したフィルターを販売しているので、そちらを買えば間違いないでしょう。
中にはウェーブフィルターのような、一部の商品にしか使用できないものもあるため、良く確認してから購入してください。
前述したKALDIに対応したフィルターはこちら
コーヒーフィルター101 無漂白 100p – カルディコーヒーファーム オンラインストア (kaldi.co.jp)
HARIOに対応したフィルターはこちらです。
④ ドリップポッド・ドリップケトル
ドリップポット・ケトルは、注ぎ口が細く伸びたコーヒー抽出用の道具です。
ドリッパーにお湯を注ぐ際、口の広いやかんやケトルを使うと、湯量が多くなり薄いコーヒーになってしまいます。
先が細くやや尖ったものであれば、お湯を細く注ぐことができるため、抽出の速度をコントロールしやすいです。
初心者におすすめのケトルは、ニトリのドリップカップ。
容量350mlと一人分にちょうど良く、値段も1500円程度とお手頃価格です。
初心者の最初の1台におすすめですよ。
ドリップコーヒー本格派におすすめの便利グッズ3選
自宅でハンドドリップをする際、あるとより快適に、より美味しくなる道具があります。
本格的にコーヒーを楽しみたいかたは、これから紹介する道具も揃えてみてください。
① コーヒーサーバー
コーヒーサーバーは、ドリッパーの下に置いてコーヒー液を溜める道具です。
一度に2杯分のコーヒーを淹れた際に、コップへ分けるのが楽になります。
また、サーバーごとくるくると回すことで、抽出したコーヒーを撹拌し味のムラを防ぐ役割も。
サーバーを使うとよりカフェっぽさが出るのも魅力ですね。
KALDIから1~2杯用が税込み858円で販売されているため、ドリッパーと合わせて買うのがおすすめです。

② コーヒースケール
コーヒースケールとは、いわゆる「計り」のことです。
コーヒーの抽出は感覚で行っても良いのですが、決まった時間とお湯の量にすることで毎回安定した味や美味しさを再現できます。
コーヒースケールにはタイマーと計りが一体になっているものが多く、1台買うことで豆の計量からレシピ通りの抽出までできるようになります。
こちらは少々値がはるものが多いですが、100均の電子計りとタイマーを使用して代用も可能です。
③ キャニスター
コーヒー豆は焙煎後から徐々に酸化が始まり、酸化が進むとえぐ味や渋味が出てきてしまいます。
せっかくの美味しい豆を維持するためにも、密閉できるキャニスターがあると便利です。
こちらもKALDIや100均で購入可能なので、好みの商品を選ぶと良いでしょう。
キャニスターを買わない場合は、コーヒー豆の袋をしっかりと密封し保存することをお忘れなく。
まとめ
ハンドドリップコーヒーは奥が深く、道具も数えきれないほどあります。
この記事で紹介した道具からスタートして、少しずつお気に入りの道具を見つけていくのも楽しいですよ!
- 自宅でハンドドリップするには4つの道具があればOK
- 値段はピンキリなので、はじめは安い道具でなれるのがおすすめ
- あると便利な道具も揃えると、より快適に楽しめる
コーヒーはちょっと一息つきたい時に、あると嬉しいですよね。
スイーツに合うコーヒーの選び方も合わせてお読みください。

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