あなたが勤める会社では、昔ながらの面倒な仕組みは残っていませんか?
もっと効率化出来るはずなのに、いつまで経っても変わらない、
そんな昭和の名残とも言うべき古いルールってありますよね。
働き方改革が叫ばれるようになった今の時代には合わない会社の古いルールとは、どんなものがあるでしょうか。
この記事では「こんな働き方イヤだ!会社に残る昭和の古いルール10連発」をご紹介します。
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この記事を最後まで読むことで…
あなたが勤めている会社に残っている古いルールを知る事で、
あなたの会社にこれから働き方改革を導入しようとした時に、
改善点を提案したり、あなた自身が実行できる立場になった時にも、
迷いなく行動できるようになります。
もくじ
会社の古いルール10連発
① 30分前に出社するという暗黙のルールがある
あなたは、いつも始業時間の何分くらい前に出社していますか?
始業時間ギリギリに出社するのはよくありませんが、
早く出社したいとは思いませんよね。
多くの企業では、残業した時の時間外手当ては出ても、
朝の時間外手当ては出ません。
ただし、出社時刻を強制されている場合は
朝の時間でも、時間外手当を払う義務があります。
朝の時間帯に仕事を頻繁に頼まれるようであれば、
出社時刻と作業内容を必ず記録しておきましょう。
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※ちなみに残業代が請求できる時効は2年です。
② タイムカードが紙
あなたの勤めている会社では、勤務時間をどのように管理していますか?
WEBで管理出来るシステムを導入している企業も増えていますが、
紙を専用の機械に入れて、社員一人一人が打刻している企業も多いのではないでしょうか。
この2つの大きな違いは「管理方法」にあります。
「WEBの勤怠管理システム」では、社員の出勤時刻や退勤時刻はもちろん、
時間外に働いた合計時間も自動で集計してくれますが
紙を機会に入れて打刻する「昔ながらのタイムカード」の場合、
各社員の勤務時間をチェックしたり、時間外手当てを計算する人が必要です。
担当者に負担がかかるだけでなく、計算ミスも0ではありません。
あなたは、どちらの勤怠管理が良いと思いますか?
③ 雑用は新人がやる
あなたが勤めている会社では、
職場やゴミ捨て・コピーなどの雑用は誰がやる事になっていますか?
「雑用は新人がやるもの」としている会社もありますよね。
新人が「雑用」を担当するというルールでは、
その新人に後輩が出来るまでずっと担当させる事になってしまいます。
雑用は誰でもできるからといって、特定の人が雑用に時間を費やすよりも
交代制にして平等にするべきです。
個人的には、入社して間もない新人には「雑用」を任せるべきではないと感じています。
右も左もわからない新人には仕事をしてもらい、
雑用はベテラン社員が担当した方がリフレッシュ効果も期待出来て効率的です。
④ 電話は必ず新人が出る
あなたが勤めている会社では、電話を取る担当者は決められていますか?
社員一人一人のデスクに電話が置いてある場合でも、
「新人が優先的に電話を取る」としている会社は多いのではないでしょうか。
中には、電話が取れないフリをする人もいますよね。
たかが電話を取るだけといっても、
電話が鳴る度に自分の作業を中断しなければいけなくなり、集中も切れてしまいます。
電話が頻繁になるのはシステム全体に問題がある可能性もありますが、
一人だけに負担が集中しないようにするためには、
電話を受ける担当者も当番制にするべきではないでしょうか。
⑤ 朝礼で社訓を言う
あなたの勤めている会社では、朝礼が行われますか?
週に一度行うことになっている企業もあれば、毎朝行う企業もありますよね。
意外なのが、朝礼で社訓を言う企業もまだまだ多いということ。
ちなみに僕が勤める会社でも、毎週言わされています…(笑)
社歌まで歌うようになると一段と宗教っぽくなりますが、
いずれにしても、全社員の大事な労働時間を割いてまで
朝礼をする理由はあるのでしょうか。
全社員を集めているにも関わらず、
ただダラダラと社訓を言うだけのような朝礼は必要ありません。
⑥ 朝礼で社員がスピーチを発表する
これも朝礼つながりですが、社員が交代でスピーチを発表する企業もあります。
スピーチでは、業務で気付いたことや改善点を発表しますが、
大勢の社員の前でスピーチするとなれば、緊張して喋れなくなる人もいます。
普段から講演でスピーチをしているようなプロでも無い限り
大勢の前でうまく喋るのは難しいことですが、
普段、スピーチとは無縁の仕事をしている社員にやらせるのですから、
無駄に時間がかかってしまいます。
朝礼では目標や意識を統一するという目的がありますが、
スピーチの場合は時間がかかり過ぎてしまいます。
⑦ 新人は最初に退社しないという暗黙のルールがある
あなたは、部署の中でいつも何番目に退社しますか?
入社して間もない頃は、一番先に帰るのは気まずく感じますよね。
僕も「もう帰ってもいいよ」という言葉に何度救われたかわかりません(笑)
たとえ10分や20分だけだったとしても、不公平感があると苦痛に感じるものです。
仕事仲間と長く仕事をしていくためには、平等な関係になるようにしましょう。
⑧ 残業代をもらうために上司のハンコが必要
あなたが勤めている会社では、残業代はどのように申請していますか?
30分の残業でも申請が必要な企業もあれば、
自動で計算される勤怠システムを導入している企業もあります。
僕の前に勤めていた会社では、必ず残業をする前に申請が必要で、
「申請した以上の時間は残業をしても手当てが出ない」という
とんでもないルールでした。
企業側は残業代を払う義務があるにも関わらず、
わざわざ上司にハンコをもらう必要があるのは無駄ではないでしょうか。
残業代も自動で計算してくれる勤怠管理システムを導入すれば、
残業の申請をする無駄も省くことが出来ます。
⑨ 休暇を取るために前もって上司に申請しなければいけない
あなたが勤めている会社では、
有給休暇を取りたい時はどのように申請することになっていますか?
多くの企業では、まず直属の上司にお願いをしますよね。
問題はその有給休暇の申請ルールにあります。
例えば、休日にスポーツをして怪我をしたり、
風邪をひいたなどの理由でやむを得ず休むことになった場合でも、
有給休暇として処理してくれるかどうかは重要ですよね。
会社を辞めていく人の中には、
休みを自由に取れないことが原因となる場合も多いですよね。
僕が前に勤めていた会社では、就業規則に記載されていないにもかかわらず
上司の気分で、休めたり休めなかったりでしたが…。
残業代がきちんと出ることも大事ですが、
残業が無い会社の場合は休みがある程度自由に取れる事も大事です。
⑩ 領収書の精算をするために上司のハンコが必要
あなたは、会社に経費を請求することはありますか?
一般的には、店で貰ったレシートや領収書を付けて請求しますよね。
この領収書の精算の時にも、わざわざ上司を通す必要があるとしたら無駄としか言えません。
上司の立場から考えても、お金を出すわけでもないのに
「ただハンコを押すためだけに時間を使われたくない」と考えるのが普通です。
経理の係が、領収書を一枚一枚チェックする時間も省くためには、
システムを導入するのが一番、賢い選択と言えるでしょう。
業界で最も有名なのは、「クラウド会計システムのMFクラウド経費」です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「こんな働き方イヤだ!会社に残る昭和の古いルール10連発」をご紹介しました。
あなたの勤める会社でも、一つ一つを見ていくと大したことではないルールに思えても、
長い目で見ると、今すぐにでも変えた方が良いルールは多いはずです。
ぜひ参考にしてくださいね。
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