「UVレジン」を使ったアクセサリー作りに初挑戦してみました。
今回は携帯用のストラップを作りました。
この記事では、実際に使った道具や材料についてお伝えします。
「UVレジン」アクセサリーを作ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「UVレジン」アクセサリー作りに使う道具
一から揃える場合、必要な道具は以下です。
- UVライト
- つまようじ
- 下敷き
- マスキングテープ
「UVライト」だけは必ず必要になりますが、他は家にあるもので代用できます。
僕は100円ショップのセリアで揃えました。
一つずつ説明していきますね。
UVライト
「レジン」とは英語で樹脂のこと。
紫外線を当てて樹脂を固めるので「UVレジン」というわけです。
太陽光で固めることも出来ますが、5、6時間待たなければいけません。
そこで使うのが「UVライト」
僕が使っているのは上の写真のもので、Amazonで千円未満で購入しました。
軽くて折り畳みができるので、持ち運びにも便利です。
つまようじ
流し込んだレジン液を伸ばしたり、レジン液に含まれる気泡を取ったりする時に使います。
装飾用の素材の位置を調整する時にも使えます。
プラスチック製の下敷き
レジン液が垂れても大丈夫なように、テーブルの上にプラスチック製の下敷きを敷いて、この上で作業します。
プラスチック製なら、クリアファイルやトレーでも可です。
硬化させた後でも簡単に剥がすことが出来ます。
今回は、商品のパッケージについているようなプラスチックの型を使いましたが、ダイソーに専用のマットが売っていました。
硬化したレジンを剥がす時も簡単に剥がすことが出来ます。
マスキングテープ
下敷きの上に直接置いた空枠にレジン液を流し込むと、レジン液が空枠から漏れることがあります。
僕は最初、マスキングテープを使わないで作業をしたのですが、見事に漏れました。
「UVレジン」アクセサリー作りに使用する材料
今回は初めて作るUVレジンアクセサリーなので、シンプルなものにします。
使う材料は上の写真のもの。
これらはUVレジンでアクセサリーを作る場合には、最低限必要です。
- UVレジン液
- 空枠
- 装飾用の素材
今回は全て100円ショップのセリアで購入しましたが、ダイソーでもかなり豊富な店舗が多いので、裁縫売り場をチェックしてみてくださいね。
UVレジン液
今回は「速乾UVレジン」というレジン液を使ってみます。
色を付けたい場合は上の写真のように、好みの色のレジン液を選ぶと良いですが、仕上げにはツヤを出すために透明のレジン液を使います。
レジン液には固さが違うハードタイプとソフトタイプがありますが、空枠に流し込む場合はハードタイプを使います。
ソフトタイプは、硬化後も変形させられる固さのため、ハサミで切って素材として使うことも出来るなどの自由度があります。
セリアにはハードタイプしか売っていなかったので、今回はハードタイプを使いました。
空枠
空枠とは、レジン液を流し込む枠のこと。
枠の中が空だから「空枠」と呼びます。
今回使用したのは、空枠が4つ入ったもの。
ストラップやキーホルダーとして使うのにちょうど良い大きさです。
装飾用の素材
好みに合わせて、装飾用のラメやパールを用意しましょう。
今回は初めてということで、上の写真の「ラメパウダー」という商品を使ってみます。
楽天でも売ってるので、取り寄せも可能です。
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作業する前の注意点
手袋とマスクは必ず着用する
レジン液は独特な刺激臭があります。
アレルギーが出る人もいるみたいなので、作業中は必ず手袋とマスクを着用しましょう。
体調が悪くなってしまうと作業どころではありません。
照射時にはメガネ着用
UVライトで照射する際には、メガネをかけるのも忘れないようにしましょう。
直接見ると目が痛くなったり
UVライトはレジン対応のものを使う
今回セリアで購入したレジン液は、パッケージには家庭用のLEDライトでは硬化できないと記載されています。
UVライトを購入する際は、「太陽光」と記載があるものを選びましょう。
「UVレジン」アクセサリーの作り方
今回は青い色の「レジン液」を使ってみます。
「ラメパウダー」も青色にしました。
① 装飾用のラメパウダーを空枠に入れる
まずは、装飾用のラメパウダーを空枠に入れます。
つまようじを使って位置を調整しました。
② レジン液を流し込む
空枠の仲がいっぱいになるまでレジン液を流し込みます。
③ つまようじで気泡をつぶす
レジン液を流し込んだ後に、気泡を見つけたらつまようじで潰します。
④ 空枠がいっぱいになるまでレジン液を流し込む
ラメの位置や量を調整しながら、空枠の中がいっぱいになるまでレジン液を流し込みます。
⑤ UVライトで照射して硬化させる
UVライトで照射して、硬化させていきます。
しっかり硬化させるため、3分くらいライトを当て続けました。
⑥ レジン液が硬化しているかどうか確認する
つまようじで触ってみて、レジン液が硬化しているかどうかを確認します。
手で持って確認し、べたつくようなら硬化が足りない状態です。
表面が硬化していても、裏面が硬化していない場合もあるので、長めに照射しましょう。
今回は底が漏れていたため、上の写真のようにレジンが空枠の外側にはみ出てしまいました。
はみ出した部分は、ペンチを使って爪を切る要領で取り除いて事なきを得ましたが、マスキングテープは必須です(笑)
⑦ 透明のレジン液で仕上げ
ツヤを出すため、透明のレジン液を流し込みます。
仕上がりを膨らんだ状態にするため、タップリと乗せます。
気泡が出来てしまいました。
細かい気泡はつまようじでは取り除けないこともあります。
その場合は少し放置しておくと、勝手に無くなるので、気長に待ちましょう。
⑧ 硬化させて完成
UVライトで照射して、硬化したら完成です。
ぷっくり膨らんだ状態になったのがわかりませんか。
ツヤも出て、手触りもツルツルの状態になりました♪
後は、ストラップをつけて完成です。
スマホに付けたら良い感じです。
実際に作った後で思う反省点
マスキングテープを使わないとレジン液が漏れてしまう
空枠にレジン液を流し込む場合は、上の写真のようにマスキングテープの上に空枠を置いて使うのが常識だったようです。
最初はそのまま置いてしまったのでレジン液が漏れましたが、マスキングテープを使ったら漏れることはありませんでした。
幅広のマスキングテープがオススメです。
上の写真はダイソーで購入したものですが、見つからない場合は「空枠シール」という専用のシールもありますよ。
気泡が取れない
レジン液を流した時、気泡が含まれてしまうことがあります。
つまようじで潰せば取れることもありますが、なかなか取れないこともあります。
しばらく放置していれば自然に無くなるのですが、時間が掛かるというデメリットがあります。
待てないという時のために「エンボスヒーター」というものを利用すると良いようです。
暖かい風が出てスグに気泡を取り除けるとのことで、現在取り寄せ中です。
使ってみたら、またレビューしますね^^
まとめ
今回は、初めてUVレジンを使ってアクセサリーを作りましたが、楽しかったです。
マスキングテープを使わなかったため、失敗作が完成するところでしたが、なんとか調整しました(笑)
UVレジン液を固めるための「UVライト」は必須ですが、材料は100均でも簡単に揃えられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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