画像出典:おしりたんてい – 公式ホームページ
見た目はおしり、推理はエクセレントな名探偵『おしりたんてい』
ポプラ社から出版されているトロル作の絵本です。
「どんな事件もププッと解決いたします」がキャッチフレーズ。
顔が”おしり”に似ているというインパクト抜群の『おしりたんてい』は、主に小学校低学年の子供に大人気。
NHK Eテレでアニメが放送(毎週木曜日午後6時55分~、土曜日午前9時〜の週2回)されてからさらに人気に火が点き、書店には必ずと言っていいほど特設コーナーがあります。
実は僕の娘たちも大ファンで、毎日のようにテーマ曲を爆笑しながら歌っています。
今までは一ヶ月もすれば飽きていたのに、『おしりたんてい』だけはドハマりしているようです(笑)
そこでこの記事では【「おしりたんてい」に子供がハマる7つの要素】をご紹介します。
「おしりたんてい」の人気の秘密を知ることが出来れば、子供のことも今よりもっと好きになれるかもしれません。
もくじ
「おしりたんてい」に子供がハマる7つの要素
① 下ネタ満載
子供って下ネタがブームになる時期ってありますよね。
僕の娘も「オナラぷぅ~うんちブリ!おしっこジャー!」と言ってゲラゲラ笑ってます。
(もう8歳だというのに…)
子供が下ネタ好きな理由には諸説ありますが、その一つに「カリギュラ効果」というのがあります。
カリギュラ効果とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと。
大人でも「見ないでと言われると見たくなってしまう」ことはありますよね。
いつも禁止されていることを解放することで、ストレス発散につながります。
『おしりたんてい』を見ている子供たちも、人前で言ってはいけないとされている「おしり」や「オナラ」というワードを聞いて、ストレス発散をしているのではないでしょうか。
② 2頭身のキャラクター
『おしりたんてい』に出てくるキャラクターは2頭身で、全体的に丸い形をしています。
丸い形は、赤ちゃんが脳内で最初に認識する形と言われていて、丸い形を認知する能力から発達していきます。
アニメやゲームに登場する人気者に2頭身のキャラクターが多いのも、子供が一番惹かれる丸い形だから。
特に女性は、丸くて小さいもの・柔らかいものを守りたくなるという本能があります。
『おしりたんてい』が女の子に人気なのも、生れつき持っている本能が関係していると言えるのではないでしょうか。
③ ダジャレ
子供にはダジャレブームが到来する時期がありますよね。
某掲示板には「子供の親父ギャグにはどう返すべきか」という相談まで寄せられていますが、本人は最高に面白いと信じています。
僕の娘もスイッチが入るとダジャレのオンパレード。
つまらないダジャレでも子供なりに頭を使っているので、成長には良いと思って見守っていますが・・・。
おしりたんていには、「ププッと解決いたします」とか「失礼こかせていただきます」などの、”おしり”や”オナラ”にまつわるダジャレが散りばめられています。
『おしりたんてい』にハマる子供には、ダジャレ好きの子が多いのかもしれませんね。
④ 迷路
子供の頃から迷路が好きな子っていますよね。
『おしりたんてい』では、怪盗Uを追うというテーマの迷路が出てきます。
大人でも、ゴールまでたどり着いた時は達成感がありますよね。
一度味わった感覚があると、「またやってみたい」とか「もっとやりたい」と思う気持ちが沸いてきます。
迷路は知育にも良い効果が期待できるので、親としても嬉しいのではないでしょうか。
⑤ クイズ
大人でもクイズが好きな人って多いですよね。
僕も答えがわかった時は、嬉しくなります。
『おしりたんてい』では、「なぞなぞ」や「怪盗Uを見つけられるかな?」といったクイズが出題されます。
子供は好奇心の塊なので、答えたいという気持ちも強く出ます。
わが家の8歳の娘も、答えが合っている時はスゴク喜ぶし、間違っていると「え?うそ?なんで?」と探求します。
『おしりたんてい』というより、クイズの魅力にハマっているとも言えますが(笑)
⑥ dボタンで参加できる
NHK Eテレで放送中の『おしりたんてい』のアニメ版では、リモコンのdボタンから間違い探しなどのゲームに参加できます。
子供ってボタンへの執着心がすごいですよね。
エレベーターのボタンとか、なんでも押したがるので困ります…(笑)
わが家の娘たちは、兄弟同士でリモコンを取り合っています。
⑦ ついマネをしたくなる必殺技
必殺技を持っているキャラクターって、人気ですよね。
思わずマネをしたくなるような必殺技だとなおさらです。
『おしりたんてい』の必殺技はオナラ。
聞いただけだと下品な感じもしますが、『おしりたんてい』は紳士です。
「失礼こかせていただきます」と言ってから必殺技を使います。
このギャップも人気の理由と言えますよね。
子供たちを『おしりたんてい』に夢中にさせる決め手となっているのは、間違いありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
わが家の8歳の娘も『おしりたんてい』に夢中です。
人前で「うんち」とか「オナラ」と言われるのは親としては複雑ですが、『おしりたんてい』のマネという口実が出来たと思えば、良かったかもしれません(笑)
本では頭を使う「謎解き」もあるので、知育にも良い効果が期待できます。
『おしりたんてい』は、お尻やオナラ・うんちがブームのお子さんに特にオススメ。
ぜひ一度読んでみてくださいね。
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