芸能人でも幼少期に貧乏生活を経験している人はいますが、その中でも風間トオルさんは、ズバ抜けています。
その壮絶ぶりは、他のタレントもドン引きするエピソードばかり。表情も変えず淡々と語るようすも見ていて癖になります。
そこで今回は、テレビ朝日で放送されていた『明石家さんまのコンプレッくす杯』で、風間トオルさん本人が語っていた貧乏エピソードをご紹介します。
風間トオルの貧乏伝説!小学生の時のエピソード10選
風間 トオル
- 1962年8月19日生まれ
- 神奈川県川崎市出身
- メンズノンノ専属モデル第1号
5歳の時に両親が離婚してから父親もいなくなり、祖父母のもとで過ごすも、小学校の頃から祖父が認知症になったことで、介護にも追われていた経験を持つ俳優。
高校時代には独り暮しが始まり、生活費や授業料のためにアルバイトをしていたため睡眠は毎日2時間ほどだったとか…。高校生活まで壮絶です。
① 口に入れてシビれる雑草はダメ
「雑草を食べていた」と語るタレントは他にも何人かいますが、風間トオルは食べるのが日常化し過ぎているせいか、
「食べられない物は本能でわかる。口に入れてシビれる雑草はダメ」と言います。
風間トオルさんなら、無人島でも元気に生きていけそうです(笑)
② 体操服は私服の裏返し
小学生になると、学校が指定する体操服を着ますよね。子供は成長が速いので、定期的に新調する必要もあります。
風間トオルさんは体操服を買うお金が無いという理由で、裏返したTシャツにマジックで学年を書いて体操服っぽくしていたそう。
恰好を見れば普通じゃないことはわかるはずなのに、学校の先生とか何もしてくれないのが悲しいですよね。
③ 歯が痛くなると治療費がもったいないのでペンチで抜く
現在は小学生以下の場合は病院に行っても自己負担額は少額で済みますが、風間トオルさんが小学生の時はまだ5割負担でした。
厚生労働省によると、被用者保険の被扶養者が3割負担となったのは1973年
医療費は高いというイメージもあって、お金がかかるからという理由で我慢していたそうですが、虫歯がひどくなると我慢できなくなって、ペンチで抜いていたそうです。
「麻酔もしないからものすごい痛いし皮も取れてくるんですけど、舐めてると再生してくる」と、本人は普通に話しますが、まわりはドン引きで悲鳴も聞こえていました。
皆さんはマネしないでくださいね(笑)
想像しただけで痛そうですし、皮が取れてくるとか怖すぎです…
④ 全治1カ月の怪我でも歩いて帰宅
交通事故で車に惹かれて10メートルくらい飛ばされて、頭から地面に落ちたにも関わらず、スグに「お金がかかる」「親に怒られる」と思ったので黙って家に帰ったとのこと…。
その後、近所の人にバレて警察が家に来て「バレた!」と思った瞬間に気を失ったそうで、結局1カ月の入院となったそうです。
祖父母に迷惑をかけまいという気持ちが強かったことがわかりますが、過酷な環境の中でも生命力は凄まじいものがありますよね。
⑤ 食べ物が無いから自然にあるものを端から頂いていた
空腹をしのぐために、自然の中にあるものは片っ端から食べていたと話し、「食べる時は固い物から食べる。例えばカマキリの脚」と言ったところでまた悲鳴が…。
「カマキリは向こうからやってきてくれる」「ちょっと苦いけど、歯ごたえがあってお腹いっぱいになる」と話し、これに対して明石家さんまさんは、「カマキリもびっくりしたやろな~」と笑いに変えていました。
そんな生活を送っていたおかげか、今では胃腸が強く、海外で色んな物を食べてもお腹を壊さなくなったとのこと。
羨ましいとは思えませんが、全てを前向きに捉えているところには好感を持てますよね。
⑥ 多摩川で草花を探していたら川崎市から表彰された
「小学生の時は給食が唯一の栄養補助だった」と話し、それだけでは足りず「他のクラスで欠席している人の牛乳まで飲んでいた」とのエピソードが語られました。
しかし、夏休みは学校が休みなので給食なんて出ません。
そこで、前に夜遅くまで遊んだ友達の家で「夜一緒に食べて行きなさい」と言ってくれた子に「多摩川の自由研究をしよう」と誘い、ご飯を食べさせてもらう口実を作ることを考えたそうです。
夏休みは、多摩川の水質を毎日調査。
一緒に河原を歩いている友達にバレないよう草花を食べたり、多摩川の水を飲んだりしながら、そんな状況でも調査は本格的に行い、提出したものが表彰されたとのこと。
空腹なのに水質調査まで真面目にやるなんて、凄すぎです。
⑦ することがないから月を見ていたら視力が3.0になった
ゲームも無い、おもちゃも無い、遊ぶことが無いという理由で月を眺めていたら、視力が3.0になったとのこと。
今ではアフリカ旅行に行っても誰よりも早く野性動物を見つけられるため、現地のコーディネーターに「仕事がなくなる」と言われたこともあるとか。
田舎で暮らしている子供なら視力が2.5の子もたまにいますが、3.0はさすがにいませんよね。テレビが無かったおかげもあるかもしれませんね。
⑧ 月の位置を見ただけで時間が分かる
時計が無かったため、壁に写った影の位置などから時間を把握できたとのこと。
「月と太陽にはお世話になりました。」と話す風間トオルさん。昼間ならまだしも、月の光まで利用できる人は他にいないのではないでしょうか。
⑨ バレンタインデーのお返しは「まつぼっくり」
顔が整っていたおかげか、バレンタインデーにはチョコをたくさん貰えたとのこと。
「貰ったチョコレートは365日分に分割して、冷蔵庫に保管して毎日少しずつ食べていた」と語っていました。
さらにホワイトデーには、バレンタインのお返しに「松ぼっくり」をあげたと話し、嫌がられるかと思いきや、貰った女子の反応は良かったそうです。
「松ぼっくりを貰った女子はカバンにぶら下げたり首から下げたりしていた」と話していましたが、松ぼっくりを貰っても喜ばれるほどモテていたのかもしれません。
⑩ 体温が下がった時は大豪邸の壁に体をくっつける、夏はトタン屋根にくっつける
体温が下がって寒い時は、大豪邸の壁に体をくっつけると暖かい。大豪邸の家は南向きだから。材質の良い壁を使っているためちょうど良い。
夏の暑い時は安い家のトタン屋根にくっつける。トタンが凸凹になっているため、ちょうど良く風が通って体温が下がる。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
壮絶な生活をしていても前向きに捉える風間トオルさんは、本当に素晴らしいと思います。
僕も嫌なことがあった時や自信が無くなった時は、風間トオルさんのエピソードを思い出して勇気を貰おうとも思いました。
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