春や秋になると悩むのがスーツの衣替え。
そろそろかなあと思って衣替えをすると、思ったよりも暑かったり寒かったり……。
最適な時期はいつなのか、気になりませんか?
今回はそんなあなたに、
【スーツの衣替えの時期】と
【旧シーズンのスーツ保管方法】についてご紹介いたします。
この記事を参考にして、季節感のある着こなしをしていきましょう。
スーツの衣替えの一般的な時期はいつ?気温で決めたらマナー違反になることも…
スーツの衣替えをする時期は、春と秋の二回。
暖かくなる時期と寒くなる時期ですね。
衣替えの時期を紹介する前に、
アパレルショップで働いていた経験をもとに、
アパレル商品の入れ替え時期をご紹介します。
アパレルショップでは、早い店では1~2月ごろには春物へ移行、
5~6月ごろに春物から夏物商品へと移行していきます。
8~9月ごろには夏物から秋物、そして10月には冬物になっていきます。
ただし、3月や9月ではまだ寒い、暑い日も続くので、
衣替えをする時期としては春なら4~5月、
秋なら10~11月あたりになるのが現実的かと思われます。
暖かくなってきたからといって一気に夏物へ移行してしまい、
秋冬物はしまい込むなんてことはNG。
私服でも、夏物を出した後に急に肌寒い日があったら、
春物を着ることはありますよね。
これはスーツも同じです。
夏物に切り替えてしまおうと思っていた矢先、
突然肌寒くなることもありますよね。
衣替えをしたからといって無理をすると、体調を崩すこともあります。
それに、スーツの判別がわかる人からは
「こんな寒い日なのに、なぜこの人は夏物のスーツを着ているのだろう」
と思われてしまい、イタイ印象になってしまう恐れもあります。
なので、衣替えの切り替えが難しい時期は天気予報をよく見て、
私服を使い分けるような感覚で
春夏物と秋冬物のスーツをうまく使い分けていきましょう。
スーツを衣替えしたらすぐ保管はNG!収納する前にするべきこととは
春夏物と秋冬物を併用する期間が終わると、
着なくなるスーツは長期保管をすることとなります。
ですが、しばらく着ないからと言ってすぐにクローゼットへ収納するのはよくありません。
まず、収納する前にクリーニングに出しましょう。
自分ではキレイだと思っても、気付かない間に虫食いの原因になってしまうこともあります。
次のシーズンでも着ることが出来るよう、
クリーニング屋さんでキレイにしてもらいましょう。
クリーニングから戻ってきたら
長期保管中のホコリや虫食いを予防するため、
防虫カバーをかけてあげるとベスト。
防虫カバーには効果の有効期間があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ここまで準備が出来たらやっと、クローゼットにしまうことが出来ます。
ただ、クローゼットの中は湿気がこもりやすく、
スーツの保管場所としてはあまり良い環境とは言えません。
一か月に一度はスーツを陰干しして、湿気を飛ばしましょう。
まとめ
本記事のポイントとしては以下の通りです。
- その時の気温だけで一気に衣替えするのではなく、うまく使い分けることが重要
- 衣替え後にすぐにしまい込むのはNG
- クリーニングや防虫カバーなどで長期保管を万全にする
いかがだったでしょうか。
この記では【スーツの衣替えをする最適な時期と旧シーズンのスーツ保管方法】をご紹介しました。
スーツは普段から身に着け、他人へ見せる機会の多い衣服の一つです。
着こなし方を心得ているかどうかであなたへの印象が大きく変わってきますので、
本記事を参考に季節ごとのベストな着こなしをしていきましょう。
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