オカリナはとっても魅力的!
その音色はとてもあたたかく、独特の響きをもっています。
これから始めてみようと興味を持つ人も多いはず。
そこでこの記事では、いくつかあるオカリナの種類の中から初心者にオススメのオカリナをご紹介。
聴く人も吹く人も癒される、そんなオカリナの魅力を知るきっかけになると嬉しいです。
※この記事を書いたのは10代後半女性の大学生、マオさんです。
C管G管F管ってなに?初心者にオススメのオカリナはどれ?
初心者の方には1番スタンダードな“アルトC管”の購入をおすすめします。
オカリナを買おうと調べていると「C管G管F管とかいろいろあるけどなんだろう」って思う人、いると思います。
オカリナには、大きくわけてソプラノ・アルト・バス・コントラバスの4種類があり、それぞれでる音の高さが違います。
さらにキー(調性)にも違いがあり、C管(C調管)、G管(G調管)、F管(F調管)と3種類に分かれます。
カラオケで「キーを上げる」とかいいますよね。そのキーです。
楽譜上の「ド」を吹くときに実際になる音が、C管ならそのまま「ド」F管なら「ファ」G管なら「ソ」になります。
1人で吹くならカラオケでキーを上げて歌っているのと同じことなので普通に吹いてOK。
ですが他の楽器と一緒に演奏するならキーを合わせるために楽譜を読み直す必要がでてきます。
YouTubeで見れる演奏動画や教則本のCDと一緒に吹いて練習できるので、パッとピアノ等とコラボできる1番スタンダードなアルトC管が初心者にはおすすめってことなんです。
オカリナはネットでも買えますが、オカリナ専門店で買うか、オカリナフェアに行くのがおすすめです。
ネットで初心者向けのオカリナ入門セットを買うならコレ
素材によって変わるオカリナの音色と特徴
オカリナには色んな素材のものがあります。
陶磁器、プラスチック製、木製、米製やガラス製などがあるのですが、素材によっても音色が全然変わってきます。
ここでは陶磁器、プラスチック製、米製をご紹介しますね。
まずは主流の陶磁器。
オカリナは基本的には土でできた陶磁器です。
陶磁器のいいところは、音色のやわらかさと綺麗な響きなのですが、焼き物ゆえに割ってしまう可能性があります。
ある程度は直せてもバラッバラになるとお別れなので気をつけましょう(笑)
陶磁器は焼き物なので、焼く場所や温度等で出来上がり、音色に大きな差が生まれます。
他の楽器とくらべて個体差がとっても大きいんです。
私はオカリナを3つ持っていますが、それぞれ音色が全然ちがうんです。
お気に入りの音色を探すのもとても楽しいですよ!
次にプラスチック製。
プラスチック製は陶磁器に比べると響きや音のあたたかみで劣ります。
ものにもよりますが激安なものはひび割れた音がする事もあります。
本気でオカリナを楽しむなら2,000円くらいはするものを買うのが吉。
こちらは落としても割れなくて、洗えるのがいいところです。
プラスチックオカリナは陶磁器に比べて安く、最近は可愛くていい音のするものも多くあるので、一つ試してみるのも良いですよ。
最後に米製。
米粉でできたオカリナです。
環境にやさしいオカリナとして売られていて、見た目も陶磁器に近くやさしい息づかいで吹くことができます。
ただ、音色はいまいちです(笑)
でも、米粉でできているというのは珍しく、可愛らしい見た目でカラーバリエーションも豊富なので、一度は試してみてもいいかもしれませんね。
3オクターブの音域を持ち和音も吹ける複数管
オカリナには、和音を吹ける「複数管」というのがあるんです。
この複数管、最大で3オクターブの音域を奏でることができます。
普通のオカリナに比べてサイズが大きく、吹き口も3つあります。
普通のオカリナがある程度吹けるようになったらぜひぜひチャレンジしてみてくださいね!
(吹き口3つ、約3オクターブまでのトリプレットオカリナと2つバージョンのダブルオカリナがあります。)
まとめ
オカリナは小さなフォルムで持ち運び簡単、腹式呼吸を身につける必要もなく誰でも楽しめるというのも素敵なポイントです。
私は高校1年生の時にお小遣いではじめてオカリナを買いました。
公園で吹いているお年寄りの方も見かけたことがありますし、何歳からでもチャレンジできます。
1人で気ままに吹くもよし、友達と二人でデュエットするもよし、ギターやピアノとセッションするもよし、楽しみ方は様々です。
皆さんもあたたかい音色に癒されるオカリナライフをぜひお過ごし下さい!
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