夏の汗ばむ陽気、レジャーやお出掛けの際に気を付けなければいけない事といえば、熱中症です。
東京都町田市の小学校では、5月23日に熱中症とみられる症状で病院に運ばれたというニュースも出ました。
熱中症を予防するための方法には…
- 涼しい服装で過ごす
- 日陰を利用する
- 日傘や帽子などの日よけを使う
- 水分や塩分を補給する
などの方法がありますが、コンビニに売っている食べ物でも、熱中症対策として使える物があります。
そこで今回は、【コンビニで買える熱中症予防のための食べ物】をご紹介します。
熱中症予防に効果的な食べ物を知っておくことで、あなたはもちろん、家族の身を守ることにもつながります。
熱中症予防に効果的な食べ物とは
熱中症にはとにかく水分補給!と思われるかもしれませんが、水分とともに、汗で体から失われたミネラル・塩分をしっかりと補うことも大事です。
ミネラルは炭水化物やビタミンと並ぶ五大栄養素の一つ。
糖がエネルギーに変わる際に重要な役割を果たしますが、一言でミネラルと言っても、人間の体に必要なミネラルはナトリウムやカリウム、カルシウム、鉄、亜鉛など16種類もあります。
さらに、熱中症予防にはビタミンも欠かせません。
具体的な食べ物としては・・・
- 梅干し(塩分、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムを含む)
- スイカ(ミネラルが豊富)
- レモン(クエン酸、ビタミンC)
- 豚肉(ビタミンB1や多くのたんぱく質を含み、熱中症になりにくい体作りに役立つ)
- じゃがいも(野菜の中でカリウム含有量が上位)
などです。とはいえ、外出先では用意するのが難しい時もありますよね。
そこで次は、「コンビニで手軽に買える熱中症予防のための食べ物」をご紹介します。
コンビニで手軽に買える熱中症予防のための食べ物
そんなに暑くならないと思う日でも、天気が変わると急に暑くなることがありますよね。熱中症は油断している時が一番危険です。
忙しい生活の中でも効率よく摂取できるよう、ぜひコンビニエンスストアを活用しましょう。
お弁当
ビタミンB1を多く含むお弁当は「生姜焼き弁当」や「のり弁」です。
クエン酸ナトリウム、塩化カリウムを含む「梅おにぎり」も良いですね。
あまり量を食べられない場合でも、おかずだけはきちんと食べて日ごろから熱中症に打ち勝つ体作りを心がけましょう。
スイーツ
あなたは甘いものは好きですか?僕は好きです。
暑い日は食欲がなくなってしまうこともあると思います。そんな時は「どら焼き」や「まんじゅう」などの和菓子がおすすめです。
その理由は、あずきにはビタミンB1やカリウムが多く含まれているから。疲労回復効果もあります。
真夏の日差しが強い日には「あずきアイス」で体の熱を冷ませば、一石二鳥です。
お菓子
塩分を補給した方が良いとわかっていても、何かに夢中になっている時はつい、忘れてしまいますよね。
途中で気付いても、何も準備していないとスグに対処することが出来ません。でも飴やタブレットなら、手軽に食べることができます。
コンビニでも、塩やレモンが使われているお菓子は見かけるようになりましたよね。いざというときの保険として用意しておきましょう。
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意外な飲み物編
スポーツドリンクには、ビタミン・ミネラル・塩分・水分がバランスよく入っていますが、スポーツドリンクが苦手という方には、「甘酒」がおすすめ。
「甘酒」は俳句でも夏の季語として使われるほど、昔から親しまれてきました。塩分・糖分・ビタミン・アミノ酸が豊富で、熱中症予防にうってつけです。
ただ、アルコールが入っている場合は逆に水分を奪ってしまうのでノンアルコールの物を選びましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
熱中症予防のためといっても、どうせ食べるなら手軽に買える美味しい食品の方が嬉しいですよね。
暑い夏の日は、そうめんやかき氷など冷たい物を食べたくなりますが、冷たいものは体を壊す原因にもなります。
熱中症対策のためになる食べ物は意外にたくさんあるという事だけは、覚えておくと良いでしょう。
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