武田高校 野球部の練習は1日50分?ドラフト指名選手も生み出した指導法とは

武田高校 野球部の練習は1日50分?ドラフト指名選手も生み出した指導法とは

武田高校 野球部の練習は1日50分?ドラフト指名選手も生み出した指導法

2019年の「プロ野球ドラフト会議」が終わりました。

実は今回のドラフト会議で指名された選手の中には、1日50分しか練習していない高校生がいることを知っていますか?

オリックスから育成枠として指名されたのが、広島県にある市立武田高校の「谷岡 楓太」君です。

プロ契約に至るかどうかはまだ決定ではありませんが、1日50分の練習でもプロを生み出せる指導法は気になりますよね。

そこで今回は、2019年10月19日(土)に放送されたテレビ東京「SPORTSウォッチャー」から、広島県「武田高校野球部」岡田監督の指導法をご紹介します。

岡田監督の指導法は、部下のマネジメントにも似ていると思います。

その辺りについても合わせてお伝えしますので、ぜひ最後まで見てくださいね。

 

武田高校野球部「岡田監督」の指導法

1日の練習は50分のみ

竹田高校では、全ての部活動が50分と決められています。

野球部も例外ではなく、夕方6時には練習を終えることになります。

野球部員はほとんどが寮生活をしていて、部活が終わったら2時間の勉強をします。

勉強が終わった後は皆でミーティング。

岡崎監督オリジナルの「野球の教科書」なる教材で勉強です。

教材はiPadで見られるようになっていて、守備の仕方やバッティングのコツに至るまで、野球に関するノウハウを毎日勉強しているそうです。

皆で集まって勉強することで確実に知識も付きますし、練習時間が少なくても活躍できる秘訣になっていることは間違いありません。

野球の練習と筋トレを交互に行う

練習では、野球の練習をする班と筋トレをする班に分かれ、一日おきにチェンジします。

筋トレをしっかり行って体を作っていくため、チーム全員の平均体重が1年で7キロ以上体重増えたとか。

高校生でここまで体重を増やすのって結構大変だと思いますが、かなり本格的に筋トレに取り組んでいるので、しっかりパワーが付きます。

選手達も、前より遠くにボールが飛ぶようになったと実感しているようです。

数字で分析・管理する

選手一人一人の能力は、スピード・瞬発力・身体操作・パワーなどが数値化され、偏差値として算出されます。

数値化されることで、他の選手と比較することも出来ますし、どこが弱いか一目でわかるようにもなります。

弱い部分が分かれば、それに合わせて練習することも出来るので、選手としてもメリットは大きいですよね。

誰でもパッと見られることで、監督の言葉にも説得力が付きます。

また、投手が投げる球は、球速・軌道・球の回転数・回転軸などの投球データを見られます。

球速や回転数がプロ並みの投手と、極端に遅い投手とを使い分けることで、相手は打ちづらくなります。

データを根拠にしたゲームプランは、結果も付いてきます。

答えは自分で見つけさせる

悩んでいる選手にはスグに答えを教えるのではなく、自分で見つけさせます。

そのために岡田監督がやることは、ただ質問を繰り返すだけ。

質問をして解決に導くスタイルは、日頃から自問自答する癖がつき、考える力も自然に身に付きます。

自己啓発

部室の壁には、「時間が無いという言い訳が一番ダサい」などの、岡田監督の教えを書いた紙が貼り出されていました。

高校生の頃からこういう自己啓発につながるようなことを教えてくれる先生って、なかなかいませんよね。

これも、1日50分という限られた時間の中で結果を出さなければいけないからこそ、大事になります。

高校生の頃から当たり前になれば、きっと社会に出ても活躍できる人になる事は間違いありません。

岡田監督の指導法から学ぶ「マネジメント」

岡田監督の教え方は、部下を管理する中間管理職にぜひ見習ってほしいと思います。

と言うのも、野球のようなスポーツ系の部活って、会社と似ていると思うんです。

強豪校は1日8時間練習するのも当たり前と言いますから、拘束時間まで同じ。

新入生が荷物持ちをさせられたり、夜遅くまで残ってグラウンドを整備したりとかも、まるで新入社員みたいですよね。

そういう意味では、「武田高校野球部」は働き方改革に成功したと言えるのではないでしょうか。

 

会社に置き換えて考えても、岡田監督の教えは見習うべき部分は多いと思います。

例えば、部下一人一人を精神論だけでコントロールするよりも、数字で見えた方が管理しやすくなりますし、根拠を示すことも出来ます。

個人の明確な目標や結果がハッキリするので、評価されるべき人が正当に評価されます。

もちろん、数字では表せない部分もありますが、曖昧な部分が多すぎる職場もあります。

あなたの働いている職場はどうでしょうか。

まとめ

野球のようにチームプレイが大事なものは、練習時間が少ないことで連係プレイでミスが出るなどのデメリットもあると思います。

しかし、1日50分の練習でも結果を出すためには、個人の頑張りだけではどうにもできない部分は大きいですよね。

「誰でも見ればわかる判断基準」は大事だと思います。

曖昧な基準に苦しめられた時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。