いきなりですが、あなたはブラック企業で働いた経験はありますか?
残業当たり前で安月給など、ブラック企業の要素は様々ですが、
初めて働いた会社だと、自分が勤めている会社がブラック企業だった場合でも
自覚するまでは時間がかかることもあります。
そこで!
ブラック企業によく見られる特徴には、どんなことがあるか気になりませんか?
就職や転職で会社に入社したばかりの頃は、
ブラック企業ではないかどうかは一番気になるところですよね。
この記事を最後まで読むことで…
ブラック企業かどうかを見極めるポイントがわかり、
現在あなたが勤めている会社がどうか今一度確認したり、
転職先も見極めるヒントにもなります。
この記事では【まるでカルト教団?理性を失うブラック企業あるある10連発】をご紹介します。
これから就職や転職が控えているというあなたには、きっと参考になるので
ぜひ最後まで読んでくださいね。
もくじ
理性を失うブラック企業あるある10連発
① 企業理念を朝礼で唱和する
あなたが勤めている会社では、朝礼はありますか?
朝礼くらいなら、ほとんどの会社で行われていますよね。
しかし、企業理念を大声で唱和したり、
社員がスピーチを発表させられているなら「ブラック企業」の可能性は高くなります。
必ずしもブラック企業だとは言えませんが、
毎朝社員を集めて無駄な時間を過ごすことには、疑問を感じますよね。
② 社歌がある
企業理念や社訓の唱和だけでなく、
社歌まで歌わなければいけないとなれば、「洗脳」と言っても過言ではありません。
さらに、社長を神のように崇めていたり、
忠誠心を評価するような風習があれば「ブラック企業」は決定的です。
知らず知らずのうちにマインドコントロールされないよう、注意しましょう。
③ 新人研修が泊まり
あなたは、新人研修と聞くとどんなものをイメージしますか?
通常なら、「ホワイトボードの前に講師が立ち、新入社員に仕事の基礎を教える」といったところですが、
泊まりで研修会をするとなれば、まさに「地獄」そのもの。
夜に外を歩けば遭難してもおかしくないような保養地で、朝から晩までひたすら研修。
ひどい場合だと、仕事に関係の無いことまでやらされ、
夜には飲み会まであったりします…。
研修期間中に逃げ出そうと思っても、山の中のホテルだと自分の足で帰るのは難しくなります。
やむを得ず参加する場合は、事前に内容や場所をしっかりと確認して、
あらかじめ「ボイスレコーダー」を2、3個用意しておきましょう。
万が一のことも考えて、家族に迎えを頼むかもしれないことも伝えておくと安心です。
④ 超体育会系
学校の部活のように上下関係に厳しく、挨拶や言葉遣いにも過度に気を付けなければいけない…
そんな会社はもはや時代遅れ。
「来客時のお茶出し」や「朝の掃除」を新人にやらせたり、
新人は最後まで残るなど、体育会系が強い会社で働いても新人には大きなメリットはありません。
体育会系の職場に限って、困ったことで相談しても「気合いだ」とか「諦めるな」などの根性論ばかり。
夜には付き合いも大事だとか言って飲み会がしょっちゅう開かれ、
そこでも聞きたくもない精神論や自慢話が飛び交うとなれば、
仕事にやりがいを見出だす前に辞めたくなってしまうのも無理はありません。
「ブラック企業で働く上司が吐くセリフあるある」も合わせてお読みください。 |
⑤ 会社のイベントが強制参加
ブラック企業では、会社のイベントへは断りづらい雰囲気があります。
勇気を出して断っても「何か用事でもあるの?」と言われるなら、
プライベートもへったくれもありません。
ブラック企業では、参加が自由のはずのイベントでも断ると評価に響いたり、
ペナルティとして仕事をさせられることも珍しくありません。
このようなケースでは、決して言いなりにならないことが重要です。
無駄なイベントに参加して時間と体力とお金を捨てても、得られるものはストレスだけ。
参加しなくても、意外にやっていけることもあります。
どうしても参加したくない時は、遠慮なく断りましょう。
⑥ 会社内にハラスメント相談窓口が無い
あなたが勤めている会社では、ハラスメント対策は出来ていますか?
相談できる窓口が会社内にあるだけでも、ハラスメント予防になりますよね。
ハラスメントが横行しているブラック企業には、相談窓口なんてありません。
全国の都道府県労働局に開設されているハラスメントの相談窓口を利用しましょう。
もし、ハラスメント被害に遭った時でも相談出来る手段があれば、自分を守ることにも繋がります。
東京労働局の相談窓口 –総合労働相談コーナー
⑦ 残業代が出ない、取得するために申請が必要
あなたが勤めている会社では、働いた分の残業代はきちんと支給されますか?
働いても残業代が出ない、いわゆる「サービス残業」がある会社はブラック企業です。
請求するしないは別として、自分の勤務時間を記録しておきましょう。
労働基準法では、残業代がきちんと支給される場合でも、
決められた時間を超えた労働はさせてはいけないことになっています。
以下は、厚生労働省 – 時間外労働の限度に関する基準を表にしたもの。
エクセルなどに記録して、1か月辺りどのくらい残業しているかチェックしてみてくださいね。
36協定で定める延長時間の限度
期間 | 一般の労働者の場合 | 対象期間が3か月を超える1年単位の変形労働時間制の対象者の場合 |
1週間 | 15時間 | 14時間 |
2週間 | 27時間 | 25時間 |
4週間 | 43時間 | 40時間 |
1か月 | 45時間 | 42時間 |
2か月 | 81時間 | 75時間 |
3か月 | 120時間 | 110時間 |
1年間 | 360時間 | 320時間 |
⑧ 残業の多さや無休で働いていることを自慢している先輩がいる
ブラック企業に勤めている先輩の中には、
「これでもう15連勤だ」とか「今月50時間いった」など、
まるで自慢するかのように言う人がいます。
その先輩は残業代が稼げて嬉しいのかもしれませんが、
あなたもその先輩と同じように、朝から晩まで無休で働かなければいけなくなる恐れがあります。
仕事をしたくて自発的に会社に残るならまだしも、
定時を過ぎても帰れない会社はブラック企業です。
⑨ 定時に帰ろうとすると文句を言われる
あなたは、帰り支度をしている時に
同僚に「もう帰るの?」と言われたり、
上司に「仕事残ってんだから帰るなよ!」と言われた経験はありませんか?
このようなセリフが当たり前のように出る会社は、ブラック企業の可能性がありますが、
その原因は会社よりも上司に原因があるかもしれません。
取引先との約束があったりすると、
今日中に終わらせなければいけない仕事も実際にはあります。
しかし、そうなってしまう原因は上司だったりすることも珍しくありません。
部下に仕事をやらせて早く終わらせたいという魂胆で
無理な要求ばかりする上司は、ブラック体制を作っている原因にもなります。
そんな時は、思い切ってあなたの意見も伝えてみましょう。
上司が全く聞く耳を持たないとか、頭ごなしに否定するようなら、転職を考えるのもアリですが、
その前に、自分で問題を解決しようとすることも大事です。
⑩ 会社に寝泊まりしている人がいる
あなたは、会社に寝泊まりしたことはありますか?
「終電を逃した」とか「家の鍵を会社に忘れた」などの自己都合ならまだしも、
終電の時間まで仕事をしなければいけなくて
やむを得ず会社に泊まったという経験があるあなたは、
既に会社がブラック企業であることを自覚しているはず。
後輩にも悪い習慣が引き継がれるということも、自覚しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では【まるでカルト教団?理性を失うブラック企業あるある10連発】をご紹介しました。
ブラック企業で働いていると正常な判断をするのも難しくなりますが、
ブラック企業だと気づいたら、早めに対処することが大事です。
自分で対処出来そうに無いときは、周りや労働局の窓口に相談して、
一人で悩まないように注意しましょう。
ブラック企業に潰されないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
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