怒りを誰かにぶつけてしまうこと、ありませんか?
「どうしてわからないんだ」とか
「なんでそうなるんだよ!」と言った経験は、僕にもあります。
逆に、誰かに言われたことももちろんあります。
でも怒りにまかせた伝え方をしてしまうと、相手の怒りも買うことになるんですよね。
感情をぶつけるだけでは何も改善しないのはもちろん、
相手との人間関係も悪くなります。
そこで!
「怒りを上手に伝える方法」があったら、あなたも知りたいと思いませんか?
この記事では、メンタル心理カウンセラーの知識をもとに
【怒りを上手に伝える方法】をご紹介します。
怒りの感情を整理する
怒りは、喜びや悲しみと同じ「感情」のうちの一つ。
何かのきっかけで怒りが沸くのは、人間として自然なことですから、
怒りを無理におさえる必要はありません。
とはいえ、感情のままに怒りをぶつけるのはNGです。
大事なのは、
「自分は何に怒りを感じたのか」
「相手にどうしてほしかったのか」
を整理すること。
怒りを感じたらこの2つを考えながら、相手にどう伝えるか整理するように意識すれば、
興奮した気持ちを抑える効果も期待できます。
自分を主語にして伝える
自分の気持ちを整理できたら、次に気を付けるのは伝え方です。
「なんで~しないの?」とか「どうしてそうなるの?」というような言い方をされると、
カチンとくることもありますよね。
「なぜ」「どうして」のように相手を主語にした伝え方は、
怒りを買うリスクが高くなります。
相手には、責められているようにしか聞こえず、
言いたい事も伝わらないまま、しこりだけが残ってしまいます。
「こうなると困るから、次はこうしてほしい」とか
「私はこう思うんだけど、次はこうしてくれない?」というような、
自分を主語にした伝え方で、自分の気持ちを伝えることが大事です。
怒りの感情を前面に出すのではなく、
怒っている理由を伝えることを意識すると良いでしょう。
「なぜ」と「どうすれば」を使った質問の仕方についても合わせてお読みください。 |
気持ちを上手に伝えられるようになるためには
そもそも、怒りが沸いてくるのは「どうにかしたい」という思いがあるから。
どうでもいいと思っている人を相手にしている時は、怒りも沸いてこないはずです。
どうにかしたいという気持ちがあるなら、
決めつけたような言い方や、責めるような言い方はNGです。
しかし、怒りを感じた時の行動は、
意識しているつもりでもなかなか簡単には変えられません。
そこで大事なのが、怒りを感じた瞬間の行動です。
この時の行動は癖になります。
怒りを感じた時にどんな行動や思考をするかは、
平常時の他人への接し方やによって変わってきます。
普段から、相手の意見や考えも聴くように意識してみましょう。
相手の意見や考えを受け止める癖がつけば、
怒りを感じた時でも、「相手の事を理解してみよう」という意識も生まれます。
相手の意見や考えを尊重する「傾聴」についても合わせてお読みください。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では【怒りを上手に伝える方法!頭ごなしに否定したり決めつける言い方はNG】をご紹介しました。
- まずは怒りの気持ちを整理
- 自分を主語にして伝える
- 気持ちを上手に伝えられるようになるためには、普段から相手の意見や考えを聴くことが大事
人間関係をうまく築いていくためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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