仕事でもプライベートでも、人を叱らなければいけない時ってありますよね。
つい、感情的になってしまうこともあると思います。
でも、ただ怒るだけでは相手に何も伝わりません。
特に子供の場合は、怖くて泣いてしまう子もいますよね。
大人の場合でも、萎縮してしまって何も言えなくなる人もいます。
叱り方は相手との信頼関係にも影響します。
そこで今回は「叱り方5つのルール」をご紹介します。
自分の子供に注意する時、職場の部下を叱る時にも使えるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
もくじ
叱り方5つのルール
① 伝えることを明確にする
怒りをぶちまけるだけで、伝えることが定まらない人っていますよね。
「だいたいこの前も・・・」と過去の話を持ち出されると、結局何が言いたいのか伝わらなくなります。
ただ文句を言われているだけのような気分になってきて、だんだんムカついてきますよね。
叱ったつもりでも、怒っているということしか伝わらず、結局また同じことで怒るという悪循環に陥ります。
「怒っている」ということを伝えるのではなく、伝えたいことをどう伝えれば良いか意識しましょう。
② 必ず理由も伝える
相手は納得していないのに、怒られたからという理由で我慢しているかもしれません。
怒っている理由がわからなければ困惑するだけですし、叱っても効果がありません。
なぜ怒りたくなるのか、なぜいけない事なのか理由を伝えましょう。
③ どうしてほしかったのかを伝える
ダメな点ばかり指摘しても、責められているように感じさせるだけです。
良かった所は一つも無いのか、どうしてほしかったのかを伝えれば、相手も納得してくれるはずです。
納得してくれれば、反省して次に同じミスをすることも減るでしょう。
④ 具体的に伝える
「きちんと」とか「シッカリ」という曖昧な言葉は使わず、具体的に伝えることを意識しましょう。
相手は「きちんと」やっているつもりかもしれません。
お互いの認識にズレがあると、叱っても効果は期待できないでしょう。
何に気をつけてほしいのか、気持ちの部分なのか、作業の部分なのかを具体的に伝えましょう。
⑤ どんなことがタブーなのか共有する
つい怒ってしまうようなことでも、相手は良かれと思ってやっていることかもしれません。
認識のズレから誤解を生じて、怒りを生み出すことになるのはもったいないことです。
どんなことをしてはいけないのか、共有できていれば無駄に怒る機会も減るはず。
「叱られて初めてわかる」なんていうことも減るでしょう。
叱ることにならないようにするためには、「してはいけないこと」と「しても良いこと」を共有しておくことが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「叱り方5つのルール」をご紹介しました。
叱るのと怒るのは違うとはよく言いますが、怒るとだんだん癖になっていきます。
この5つのポイントを意識すれば、相手も理解してくれるはずです。
子供や部下を叱ることがあるなら、ぜひ参考にしてくださいね。
- 伝えることを明確にする
- 必ず理由も伝える
- どんな時に叱るのかルールを作る
- どうしてほしいのかを具体的に伝える
- どうすれば良かったのか伝える
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