ロマンスカーを知る人なら誰もが憧れる『ロマンスカーGSE』の展望席。
せっかくロマンスカーに乗るなら、最前列の席に座りたいと思うのではないでしょうか。
『ロマンスカーGSE』は2018年3月17日に運行開始したばかりの最新車両ということもあって、展望席は予約開始となる1か月前から満席になるほどの人気ぶり。
展望席は左右に2つずつ並んだ座席が4列あって全部で16席ありますが、その中でも最前列は特に人気です。
しかし、ロマンスカーGSEの最前列には、デメリットもあります。
せっかく苦労して予約した展望席で、窮屈な思いをするのは嫌ですよね。
そこで今回は【ロマンスカーGSE展望席(最前列)のデメリット】をご紹介。
あらかじめデメリットを知っておけば、乗る前から対策できることもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
もくじ
ロマンスカーGSE展望席(最前列)のデメリット4選
展望席の最前列は足を伸ばせない
電車で席に座っている時、足を伸ばしたくなることってありませんか?
ずっと膝を曲げた態勢を続けるのはつらいですよね。
ロマンスカーGSEの最前列は足元のスペースが狭いため、足を伸ばそうと思っても壁に当たります。
もちろん、個人差があるので伸ばせる人もいると思いますが、身長170cmで股下75cmの僕は無理でした。
上の写真を見ても、足を真っ直ぐ伸ばすなんて到底無理だと、おわかり頂けるのではないでしょうか。
長時間足を曲げて座るのがつらいという人には、最前列はオススメしません。
窓側の席は最前列でも「パノラマビュー」じゃない
ロマンスカー展望席の魅力といえば目の前に広がる「パノラマビュー」ですよね。
特に『ロマンスカーGSE』は、他のロマンスカー車両よりも窓が広めに作られているので、目の前に広がる景色は最高です。
しかし、窓側の席はパノラマビューとは言えません。
その理由は、フロントガラスの両脇にある窓枠がちょうど目の前の位置にあるから。
外から見た感じだとそんなに影響が無い気もしますが、実際に乗ってみると、かなり邪魔です(笑)
上の写真は実際に展望席(最前列)の窓側に座った時の視界。
窓枠がちょうど良い位置にあるんです・・・。
パノラマビューを楽しみたいなら、通路側の席に座りましょう。
「展望席を予約するコツ」についてはコチラの記事が参考になります。 |
荷物を置ける場所が少ない
スーツケースやボストンバッグなどの大きい荷物を持っている時に気になるのが、荷物の置き場所。
「出来ることなら荷物は目の届くところに置いておきたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
しかし、『ロマンスカーGSE』の展望席(最前列)の天井部分には網棚のような荷物を置ける場所はありません。
(展望席で無ければ天井に荷物を置ける棚があります)
さらに足下も狭いので、荷物の置き場所は限られます。
最前列に座った人は、上の写真のように前方のスペースに置きます。
中央にはトレーみたいなものが備え付けられていますが、ここにも荷物を置いて大丈夫です。
荷物が大きい場合や数が多い場合は、車両の後方にあるラゲージスペースを利用しましょう。
人身事故によるリスク
小田急ロマンスカーの人身事故。
よりによって当該が展望車で、そのフロントガラスにぶつかってガラスが破損したとのこと(画像1)。
展望車って画像2のような席配置なので、ここに座ってた方々のトラウマにならなけりゃええが。 pic.twitter.com/cKLnD8w1vE— Gonza@呉鎮守府 (@Gonza_Orc) 2019年7月25日
ロマンスカーの展望席はパノラマビューを楽しめるのが醍醐味。
しかし、こういう事もあります。
「もし自分がこの場所に座っていたら…」と思うと、怖くなります。
新宿からの帰りでロマンスカーに乗って帰ったら、乗ってたロマンスカーが柿生駅で男性が飛び込んで人身事故
1時間ぐらい停車してた…
次の停車駅で降りたので先頭車両をパシャリ
先頭車両は展望席だから、先頭に座ってた人はビックリしただろうな pic.twitter.com/1UAWckw5v8
— コッチ@ (@duffy0728) 2018年5月17日
こればっかりは自分では防ぎようがありませんが、もし起きてしまったとしても、深く考えすぎないようにしましょう。
ロマンスカーの最前列は窮屈?
展望席がある車両は『ロマンスカーGSE』の他にも『ロマンスカーVSE』がありますが、どちらも最前列の窓側席は窮屈に感じました。
窓際の席に座っていると、トイレに行く時にも隣の通路側に座っている人に、わざわざ立ってもらわなければいけないというのもあります。
トイレに行きたかったわけではありませんでしたが、簡単に行けないと思ってしまうと余計に窮屈に感じます。
ただ、通路側の席なら視界も良くて快適です。
足元のスペースは窓側も通路側も同じですが、視界が開けているのは大きいのかもしれません。
狭い所が苦手な人も、最前列の窓側席はおすすめしません。
窮屈な最前列でも人気な理由
好奇心
ロマンスカーにまだ乗ったことが無い人でも、一度は乗りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
『ロマンスカーGSE』は見た目も鮮やかで、存在感バツグンの最新車両です。
最新車両の最前列の席となれば、興味関心をそそられる人は多いはずです。
特別感がある
「いつもと違う」とか「他人と違う」と感じることで、喜びを感じることってありますよね。
いわゆる「特別感」を味わえるのが、ロマンスカーの展望席。
最前列となれば、さらなる特別感を感じられるでしょう。
バンドワゴン効果
なかなか乗ることが出来ないと聞くと、一度は乗ってみたくなりませんか?
これは「バンドワゴン効果」という心理が働いています。
バンドワゴン効果とは、多くの人が支持しているものにのっかる事。
売上ナンバー1の商品が気になるのも、いつも満席のロマンスカーが気になるのも、「バンドワゴン効果」の影響を受けていると言えます。
希少価値がある
なかなか手に入らない物だと知って、欲しくなることってありますよね。
僕もよく珍しい物を見つけると、つい欲しくなってしまいます。
多くの人は、数が少ない物に価値を感じます。
ロマンスカーの展望席も、希少価値が高いという事を知っている人が多いからこそ、予約が困難になっていると言えるでしょう。
「ロマンスカーの予約が簡単にできるロマンスカー@クラブの使い方」についてはコチラ |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では『ロマンスカーGSE』でパノラマビューを楽しむなら、窓側の席よりも通路側の席がオススメ!という内容をご紹介しました。
その理由は窓枠が邪魔で、足元のスペースが狭くて窮屈だからです。
旅行なら「小田急トラベル」のロマンスカーセットプランで決まり
※実際に『ロマンスカーGSE』の展望席(最前列)に乗った時に撮った動画
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